地盤調査の解析サービスを行なう地盤ネット（株）は、新サービス「地震安心マップ」（http://www.jibanmap.jp）の無料提供を開始した。
同社は2012年、地盤改良工事の要・不要情報を「地盤セカンドオピニオン判定マップ」として無料で一般公開しており、その内容を大幅にバージョンアップし「地震安心マップ」としたもの。
従来、地盤関連の情報は提供元の省庁や機関ごとに個別のホームページに掲載されており、住所検索や現代の地図と見比べることができなかったため、その使いにくさの解消と地盤情報の見える化を目指し、一つのシステムに集約した。
「Googleマップ」、「Google空中写真」、国土地理院発行「地理院地図」、「行政境界図」をベースのマップに、同社解析による地盤判定結果（地盤改良の要不要）や標高マップ（国土地理院）、災害履歴（国土交通省国土政策局調査）、土砂災害危険個所（国土交通省国土数値情報）といった6つの各種地盤情報を重ね合わせて確認できる。
対象地は住所検索でピンポイントで、また、重ね合わせの情報は、ベースのマップに対し任意の透過率を変更して比較しながら閲覧できる。また、iPad版ではGPS機能により現在地の地盤情報を見ることも可能。
参照元：//twitter.com/jibannet
