警視庁新宿警察署は、大都市新宿にある日本でもっとも大きな警察署です。
たくさんの人が集まる新宿駅や歓楽街である歌舞伎町などを含むエリアが、新宿警察署の管轄であるため、警視庁警察署のなかでも警察官の数が多いことでも有名です。
この記事では、新宿の人々の安全を守る新宿警察署の組織体制や概要について解説します。
新宿警察署の組織概要 どんな活動を行なってる?
<新宿警察署の概要>
・新宿警察署の住所
東京都新宿区西新宿6丁目1番1号
・新宿警察署の管轄区域
新宿3丁目の一部(15・17番の各一部、18番から29番、31番の一部、33番から38番)、5丁目の一部(12番から14番の各一部、18番の一部)、6・7丁目
歌舞伎町1丁目、2丁目
西新宿1、2、3、4、5、6、7、8丁目全域
北新宿1、2、3、4丁目全域
百人町1、2、3丁目
大久保1、2、3丁目全域
余丁町の一部(8番の一部)
・新宿警察署の組織
警務課、会計課、交通課、警備課、地域課、刑事課、生活安全課、組織犯罪対策課、留置管理課
・新宿警察署の交番
新宿駅東口交番(新宿3丁目)、新宿駅西口交番(西新宿1丁目)、百人町交番(百人町1丁目)、北新宿1丁目交番(北新宿1丁目)、大久保交番(大久保2丁目)、西新宿3丁目交番(西新宿3丁目)、淀橋市場前交番(百人町3丁目)、熊野神社前交番(西新宿2丁目)、歌舞伎町交番(歌舞伎町2丁目)、成子坂交番(西新宿6丁目)、新宿6丁目交番(新宿6丁目)
<新宿警察署の活動内容>
新宿は、日本を代表する街であり、世界中からさまざまな人々が集まり、生活を送っています。
新宿区に暮らす人々の安全を守るため、新宿警察署では犯罪抑止対策活動に力を入れています。
犯罪のなかでも、とくに増加しているのが特殊詐欺です。
昨今の新型コロナウイルス感染症に関する詐欺電話も増加しており、注意を促しています。
新宿警察署では、このような特殊詐欺の被害に遭わないための「新宿3ザル運動」という活動を行なっています。
この活動は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために3密を避けながら自身の身を守ると同時に、特殊詐欺から財産も守ろうという効率的なものです。
犯人からの電話に「出ザル」、犯人のいうことを「聞かザル」、お金があると「言わザル」という、3ザルを推進しています。
新宿警察署の活動である「新宿3ザル運動」の活動を実行し、新型コロナウイルス感染症にともなうさまざまな特殊詐欺から身を守りましょう!
新宿警察署の組織概要 落とし物をしたらどうすればいい?
一度はなにかしらの落とし物をしたことがあるという方は多いのではないでしょうか?
大きな犯罪事件などだけではなく、落とし物の管理や相談も新宿警察署の役割のひとつです。
新宿警察署など警視庁に落とし物が届くと、「拾得物件預り書」を作成し、落とし物を届けた人に渡します。
落とした人は、交番や警察署などに、落とし物の特徴を書いた「遺失届」を提出しておくと見つかる確率が高くなります。
警察署では、中身の確認をしながら名前の記入や連絡先などがないかを調べて、落とした人に返却します。
落とした人が不明な場合は、約1か月後に「警視庁遺失物センター」に送られます。
「遺失物センター」では、遺失届と落とし物を照合・検索し、特徴などで合致するものがあれば、落とした人に返却します。
そのため落とし物をしたら、まず最寄りの交番や警察署へ届出を行うことがポイントです。
新宿警察署をはじめ警視庁では、持ち主が判明していない落とし物の情報を、警察に届けられた日から3か月間(埋蔵物は6か月間)公表しています。
なお、名前のあるものや携帯電話など、持ち主が判明もしくは持ち主に連絡できた落とし物については公表していません。
個人情報保護の観点から、個人を特定する情報は公表されておりません。
警視庁のホームページの「落とし物検索入口」から入り、落とし物がどんなものなのか、いつ頃落とし物をしたのかなどの内容を入力して、検索することができます。
落とし物を探すことができる期間は3ヶ月となっているため、注意してくださいね。
まとめ
新宿警察署は日本でもっとも大きな警察署組織です。
地域の人々の安全を守るために、さまざまな活動や犯罪抑止対策を行なっています。
なにかあった時のために、新宿警察署管轄の地域や交番をチェックしておくと安心です。