不動産を購入するときに、お金に余裕があれば、住宅ローンを使わず現金での一括購入という手段もあります。
今回、中古マンションを一括での購入を検討している人に知って欲しい、買い方や注意点。
住宅ローンとの購入の違いや、気を付けた方が良いポイントがあり、知らずにいることで損をしてしまう可能性があります。
中古マンションを購入する前に、紹介する内容に目を通してみてください。
中古マンションを現金で一括購入する方法について
中古マンションを現金で一括購入する方法は、住宅ローンよりも良い点が多くあります。
どのようなメリットがあるのか、購入する方法も含めて説明します。
中古マンションを現金で一括購入する方法
まず、中古マンションを現金で一括購入する流れを確認していきましょう。
●中古マンションを購入するための申し込み
●オーナーとの契約と手付金
●中古マンションの決済
不動産によって手順が増える場合もありますが、以上のように、中古マンションの申し込み、オーナーとの契約、決済の3つが現金で一括購入の流れです。
中古マンションを現金で一括購入するメリット
住宅ローンの場合、中古マンションの購入を申し込んだ後に、融資を受ける金融機関の審査が待っています。
決済の手順まで行くには、金融機関とオーナー、不動産によっては他にも契約を交わす必要があります。
準備しなければいけない書類や費用も、現金での一括購入のほうが少なくなります。
中古マンションを現金で一括購入する上での注意点
住宅ローンを選択したときに発生する金利など、出費が一括ですとかかりません。
ですが、一括にした場合に注意しておくべきポイントがあります。
一体どのような注意点があるのか説明します。
税務調査が入りやすい
中古マンションを現金一括で購入する場合には大金を必要としますが、税務署は資金をどのように準備したのか目を光らせ連絡をする可能性があります。
なぜなら、贈与で手に入れた現金であったときにかかる贈与税を忘れていたり、不正なマネーロンダリングなどを行っているケースがあるからです。
一括で購入するときには、不正を疑われないために申請をしっかりと行っておきましょう。
保険の加入忘れ
住宅ローンよりも手続きが早く終わりやすい一括購入は、火災保険の加入を忘れてしまうことがあります。
保険の加入は任意が多いですが、住宅ローンを契約する金融機関によって加入が条件で見過ごさずに済みやすいです。
購入する中古マンションで、保険の内容も変わってくるため、後悔しないように確認しましょう。