中古マンションの購入を検討している方の多くが、「マンションにかける保険はどうすればよいのかな?」と、考えたことがあるのではないでしょうか?
もしもの時に頼りになる保険は、かしこく選びたいものですよね。
中古マンションの購入と同時に考えたい火災保険の選び方や金額相場を見ていきます。
いざという時にマイホームを守ってくれるかしこい火災保険の選び方
まず知っておきたいのは、火災保険の重要性。
住宅ローンで中古マンションを購入する場合は、必ず火災保険に加入することとなるはずです。
しかし、ローンを組まずに中古マンションを購入する場合にも、火災保険の検討は重要項目のひとつ。
いざという時のことを考えると、よほどの理由がない限り、火災保険への加入が必須と言えます。
どの保険会社の火災保険も似たものに思えるかもしれませんが、中古マンションのための火災保険を選ぶ時には、マンションの築年数、居住階数、マンションの管理組合側の保険の加入状況などを考慮して、下記のポイントを見極めることが大切です。
●補償範囲
●家財の補償額
●保険期間
●地震保険のセット有無
●オプションのセット有無
オプションとしてセットできる主なもの
●風災(台風・突風・竜巻などによる被害)
●水災(洪水・浸水・高潮・土砂崩れなどによる被害)
●水濡れ
●個人賠償責任保険
きちんと知っておくと安心度が違う!火災保険の金額相場とは?
「火災保険や地震保険は高額になってしまうから躊躇してしまう」という方も中にはいらっしゃるかもしれません。
火災保険を選ぶ時に大切になるのは、無駄な支出は抑えつつも、きちんと必要な補償がある安心の保険であること。
最近は、積立タイプよりも、掛け捨てタイプの火災保険が主流となっています。
中古マンションのための火災保険をかしこく選ぶには、次のポイントをおさえておくのがおすすめです。
●自価方式ではなく新価方式であること
●比例てん補方式ではなく実損方式であること
多くの場合、金額の相場は、年間契約で10万円~15万円程度となっています。
補償内容や保険会社の選び方次第では、10万円を切ることも。
火災保険は安ければおとくというものではなく、保証内容が何よりも大切になりますので、金額だけではなく、全体像を見据えて選ぶことを心がけましょう。
また、火災保険と一緒に地震保険を申し込む場合は、少し割高になってしまいますが、地震による火災まで補償がきくようになります。
地震のとくに多い関東圏で中古マンションを購入する場合は、地震保険をつけておくと安心かもしれません。