売主となる住民がいる居住中中古マンションは、実際の住み心地や家具の配置などによる部屋の雰囲気がよくわかる物件です。
この記事では居住中中古マンションの購入を考える人に向けて、内覧時にしておくべき質問事項と、購入前の注意点をご紹介します。
ぜひ、より希望条件にあう素敵な物件と出会うための参考にしてみてくださいね。
居住中中古マンションの購入を考えるなら!内覧時に聞くべき質問事項とは?
居住中の中古マンションの購入を検討している人に、忘れずチェックしてほしい質問事項をまとめました。
1.該当物件を購入した理由と手放そうと考えた理由
売主が物件を買った理由と手放す理由は、自分に置き換えて考えましょう。
物件を品定めするいい判断材料になります。
2.近隣住民について
近隣住民の家族構成や、生活スタイルなどは近所付き合いを考える上でのヒントになります。
3.学区や買い物施設などの評判
地元で人気のスーパーや、学区全体の評判などは実際に住んでいる住民の意見が非常に有益です。
4.いつから売りに出していて引き渡しはいつになるのか
物件の売れ残り状況や、購入した際のお金を準備するタイミングなどが図れるのでぜひ聞いておきましょう。
5.居住スペースの設備や劣化状況
設備や劣化状況についても、実際の住民から聞ける意見は貴重なものです。
6.共有スペースの清掃状況や独自ルールの有無
中古マンションに限らず共有スペースのある物件は、管理体制や独自のルールについてもチェックしておきましょう。
7.改修修繕工事の頻度と積立金などのお金にまつわる質問
中古マンションには改修工事の実績や、積立金がいくらで推移していてきたかの実績があります。
改修費はローン以外にも、考慮しておくべき費用になるので必ず確認しておいてください。
8.今までの内覧件数と申し込み希望者の有無
もし気にいった物件と出会ったのであれば、販売状況は必ず確認しましょう。
物件の人気度合を知るいい指標になります。
居住中中古マンションならでは!購入前に気をつけたい注意点とは?
次に、居住中中古マンションの購入に際して気をつけてほしい注意点を3つご紹介します。
1.収納スペースは容量や劣化具合をチェックする
居住中で遠慮しがちな部分ではありますが、クローゼットや物入れ、シンク下の収納スペースは確認必須です。
シミ、カビなどといった汚れもどこかにあるので、注意して見ておきましょう。
2.点検口から床下や天井を確認
築年数の経過している中古マンションは、配管や配線の劣化が気になる部分です。
施工の良し悪しが出る部分と言われる点検口も、内覧時に必ず確認しておきましょう。
3. 一度の内覧で済ませるのではなく複数回の内覧を
購入を検討する中古マンションには、可能な限り足を運び内覧させてもらえるとよいでしょう。
曜日や時間帯が変わるだけでも、日の差し込みや、周りから聞こえる生活音が違っています。