中古マンションの魅力といえば価格が安いことに加え、物件数が新築に比べて圧倒的に多く、購入を検討されている方も多いはずです。
しかしマンションには寿命があり、とくに築年数が古い物件を購入した後、居住している間に建て替えになることが稀にあります。
そこで中古マンション購入前に、建て替え間近の物件の見分け方と購入した際のメリットとデメリットを解説します。
中古マンション購入前に見ておくべき建て替え間近の物件の見分け方
実は中古マンションの建て替え間近の情報は購入前にはっきりと知る手段はありません。
しかし、過去に建て替えが行われた中古物件にはいくつか共通の特徴があります。
購入前にはそれらの特徴を押さえておくことで、そう遠くない未来に建て替えになるかもしれない、と見当をつけられるのです。
そのなかでも、建て替えの後に住民へのメリットが大きかった物件にあった2つ特徴を紹介します。
まずは、物件が人気の地域に所在していることです。
住居希望が多い場所であれば、当然建て替えをしても部屋を余すことなく住んでもらえるためマンションの管理組合も建て替えを検討します。
次に、その土地の他のマンションと比べて階数が少ないことです。
近隣のマンションは10階建てより大きい高層のものばかりなのにそのマンションだけこぢんまりとしている、といった物件です。
その際、建て替えを行い、階数を増やしたほうが、より多くの人が居住する可能性があると考えられます。
これら二つの条件が揃っている場合、いずれ来る建物としての寿命を迎えたタイミングに、取り壊しではなく増築建て替えを検討するのです。
見分け方としてしっかりと理解しておくようにしましょう。
建て替え間近の中古マンションを購入した際のメリットデメリット
続いて、もし購入後にマンションが建て替えになってしまった場合のメリットデメリットを解説しましょう。
まずメリットとして、建て替え費用を支払うことなく建設後の新築マンションに住める可能性があります。
もちろん新築なので、外壁や内装だけでなくエントランスや駐車場の共用スペースまですべて新設、それだけでなく元の中古物件にはなかった最新機能が増築されている可能性も大いにあります。
中古でマンションを購入したはずが建て替えにより最新マンションの手に入れた人の事例は、実際に過去にあるのです。
反対にデメリットは、建て替え中の仮住まいの家賃や引っ越し費用といった諸々の費用が自己負担になることです。
さらに費用回収が見込めない建て替え工事の場合、建物の解体や建築費用を管理組合から要求される場合があります。
実は、建て替えの費用負担は管理組合か住民どちらが支払うか明確な決まりがないのです。
ただし、マンション建て替えの際、住民やその他の関係者8割以上の賛成が必要という決まりがあります。
そのため、実際はこの賛同が得られず建て替えそのものが中止になるケースが多くあるようです。
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