- (株)リクルート住まいカンパニーは17日、2015年12月度の「『住まいの買いどき感』調査」の結果を発表した。住宅購入や住み替えを検討しているかどうかにかかわらず、一般生活者を対象に住宅の「買いどき(住宅購入や建築、リフォーム
のタイミング)感」について聞いたもの。大都市圏を対象に3ヵ月に1度実施している。有効サンプル数は5万6,854件。
一般生活者のうち「買いどき」と感じている人は16.0%(16年9月調査比0.1ポイント増)と、ほぼ同水準で推移した。年代別でみると、20歳代が12.8%(同1.1ポイント減)とやや大きく減少。都市別では、仙台市が14.2%(同1.8ポイント減)と落ち込んだ。
住み替えやリフォーム検討者の「買いどき感」は、41.2%(同1.5ポイント増)と増加。検討住宅タイプ別にみると、“現在の持ち家の大規模リフォーム”検討者の「買い時感」は52.9%(同3.1ポイント増)と半数を超えた。また、“新築分譲マンションの購入”が38.8%(同2.7ポイント増)、“中古マンション計”も36.1%(同2.9ポイント増)と、マンション検討者でも上昇傾向が明らかとなった。
一方、「買いどき」と感じている人の中で、何らかの行動をとった人は44.6%(1.6ポイント減)。「買いどきと感じる理由」は、“消費税率の引き上げが2017年に予定されているから”が1年間連続して上昇する結果となった。
(株)リクルート住まいカンパニー
「住まいの買いどき感」は横ばい/リクルート住まいカンパニー調査