近年、中古マンションを購入してリノベーションをする方が増えています。
リノベーションをする目的は人それぞれですが、果たして皆さんはどんな目的を持って施工しているのでしょうか。
今回は、中古マンションを購入してリノベーションをすることを選んだ方々の理由について調べてみました。
中古マンションをリノベーションする理由① 理想の住まいづくり
最初の理由は、理想の住まいづくりを目的とした施工です。
中古マンションの中には、間取りや設備が現代の暮らしに合わず、そのままでは生活動線が悪く暮らしにくいことがあります。
それをリノベーションで改善することで、より暮らしやすい理想の住まいづくりを実現できるのです。
新築や築浅の場合は、設備もまだまだ十分きれいなので変えてしまうのをためらうかもしれませんが、少し古くなった中古マンションであれば迷わず変えることができますね。
中古マンションをリノベーションする理由② 老朽化対策
続いて上がった理由が、老朽化対策です。
設備や内装は、時間が経つにつれてどうしても傷みや腐食が生じるため、定期的なメンテナンスが必要です。
特に水回りは、傷んだままの状態で使い続けると水道水が汚れたり、階下へ水漏れしてしまう恐れもあります。
もし水漏れを起こしてしまうと、階下のお宅に与えてしまった被害を弁償しなくてはいけません。
古い設備を使い続けることは、暮らしにくさやご近所に迷惑をかけてしまう恐れがあるので、リノベーションを機に老朽化対策として一新する方もいらっしゃるのです。
中古マンションのリノベーションを行った箇所は?
ここまで中古マンションのリノベーションをする2つの理由をご紹介しましたが、実際にどんな箇所を変更した方が多かったのでしょうか。
経済産業省のまとめによると、最も多かった施工箇所はキッチンで、次いでトイレ・浴室・居間(リビング)と続いています。
参考資料:住宅・リフォームに関連する現状及び社会環境変化の分析
(34ページ目を参照)
特にキッチンは、戸建てと比べてマンション住まいの方の実に半分以上がリノベーションをしているそう。
やはり水回りは毎日使う設備なので、使いやすさや老朽化対策を考えた結果、リノベーションをすることを選んだ方が多いようです。
まとめ
理想の住みやすさも老朽化対策も、どっちも中古マンションをリノベーションすることの大きなきっかけとなるものです。
どっちかを優先した施工を行うのも良いですし、どっちの理由を取り入れた施工を行うのも良いでしょう。
いずれにせよ、予算内で納得のいく施工を行ってくださいね。
中古マンションのリノベーションに関するご相談は、RENOLAZEにお寄せください。