中古物件をリフォームして、理想の住まいを実現するリノベーション。
事例もかなり増え、住まいの選択肢としても定番化してきました。
新築物件の購入や注文住宅よりも低価格で、理想の家を持てるためとても人気です。
しかし、リノベーションならではのトラブルや失敗の体験談も多く耳にします。
今回は、中古マンションのリノベーション工事の際に起こりやすいトラブル、またその対策や注意点をまとめました。
ケース1.工事料金の上乗せに注意!
工事料金は、見積もりの時点である程度の金額が提示されます。
しかし、着工後に追加施工が必要になって、追加料金を請求されてしまうことも珍しくありません。
例えば、白アリ被害や配管の劣化などは、実際に解体してみないと分からないもの。
着工して初めて、瑕疵が発覚することもあります。
特に、安く購入できる築20年以上の中古マンションを選ぶときには注意が必要です。
このようなトラブルを防ぐには、実績がしっかりした会社を選ぶことが大切です。
経験豊富なリノベーション会社は、中古マンション物件の工事に起こりうるトラブルを想定して工事の計画を進め、きちんと説明や解説をしてくれるので安心です。
ケース2.工事ができず理想の間取りが造れない!
リノベーションは注文住宅と違い、今既にある骨組みを使って新しく住まいを造ります。
そのため、施工できるケースとできないケースがあります。
例えば、ラーメン構造の建物は取り壊せる壁が多いので、工事の自由度も高くなります。
反対に壁式構造の建物は、壁を壊してしまうと耐久性が弱まってしまうため、間取りにも制限がかかることも。
さらに、中古マンションの場合は規約によって変更できることが限られます。
オール電化不可やフローリング不可など、マンションの規約によってリノベーションできる範囲が限られることも少なくありません。
希望通りの工事を行い、できるだけ理想の住まいに近づけるには、マンション購入から理イノベーションまで請け負うワンストップサービスを行う不動産会社がおすすめです。
ワンストップサービスなら、リノベーションありきで物件探しが行えるため、理想の施工ができる中古マンションを効率よく探せますよ。
ケース3.近隣からの苦情や評価は重要
中古マンションのリノベーション工事は、騒音や振動の問題がつきもの。
上下左右の住人への挨拶は会社が代行してくれますが、この時必ず家主も同行するようにしましょう。
「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。」
「今後ともよろしくお願いします。」
など、丁寧に頭を下げて誠実な印象を与えておくことが大切です。
リノベーション工事の技術的な面での注意点は他にもありますが、近隣との付き合いはそこに住んでいる限りずっと続くこと。
ご近所トラブルほど厄介な問題はありませんので、徹底しておきましょう。
まとめ
中古マンションのリノベーション工事の際の注意点、お分かりいただけたでしょうか。
同じ工事でも、マンションと戸建てでは事情が大きく変わることも。
この他にもマンションのリノベーション工事にありがちなトラブルはいくつかありますので、しっかり下調べをしておくとよいでしょう。
リノベーション施工を含めた中古マンション探しは、RENOLAZEにぜひご相談ください。