中古マンションなどを売却する際には登記簿謄本が必要となりますが、最近では法務局に出向かなくても、インターネットで請求できることをご存知ですか?
今回は、登記簿謄本をインターネットで請求する、オンライン請求についてご紹介します。
登記簿謄本・登記事項証明書の請求について
そもそも登記簿謄本とは、登記簿の写し(コピー)のことを言います。
コンピュータでデータが管理されるようになってからは、写しではなく必要な内容を選んで記載したものを渡せるようになり、名称も「登記事項証明書」に変更されました。
さらに以前は不動産を管轄している法務局まで出向くか、郵送で書類のやりとりをして取り寄せる必要があったのですが、証明書の取得に時間も手間もかかることがネックでした。
一方オンライン請求では、郵送もしくは最寄りの法務局での受け取りのどちらかを選ぶことができるので、手間も時間もかからないのがポイントの一つです。
登記簿謄本・登記事項証明書をオンライン請求する方法
法務局のホームページにアクセスすると、証明書などを取得するための専用のページがあります。
初回のみIDやパスワードなど申請者情報の登録を行い、最寄りの法務局の窓口か、郵送で受け取るか交付方法を選択します。
最後に手数料を払うための納付情報が発行されるので、手数料を納付して、指定した方法で証明書を受け取れば手続き完了です。
郵送の場合、手数料の納付後1〜2日で届くのが一般的なようですが、時期によってはさらに時間がかかる場合もあります。
登記簿謄本・登記事項証明書をオンライン請求するメリット・デメリット
法務局の窓口で交付手続きを行った場合の手数料は600円ですが、オンライン請求の場合、窓口受け取りで480円、郵送の場合は500円と、手数料が安く済むことがメリットとなっています。
また、郵送受け取りとインターネットバンキングでの支払いを選択すれば、家から出なくてもすべての手続きが完了します。
デメリットは、支払い方法がインターネットバンキングかPay-easy(ペイジー)対応のATMでの納付にしか対応していない点です。
ネットでの決済に慣れている人や対応の口座を持っていればよいのですが、不慣れな人にとっては支払いが難しいと感じるかもしれません。
まとめ
インターネットでの手続きは、費用も安く簡単に済ませることができます。
パソコンでの操作や支払いに不安がなければメリットばかりなので、ぜひ積極的に利用することをおすすめします。
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