東京都世田谷区では子ども達が外で存分に遊ぶことができる遊び場を提供するために、プレーリヤカーやプレーカーといった取り組みをしています。
聞き慣れないこのプレーリヤカーですが、どんなものなのでしょうか。
世田谷区のプレーリヤカー・プレーカーとは
プレーリヤカーは沢山の遊び道具を積んだ小柄のリヤカーが公園や町中のちょっとしたスペースに出向き、子どもたちの遊び場となります。
プレーカーはリヤカーが軽自動車になったもので、リヤカーに比べ活動時間が長く遊びの対象年齢も上がるのが特徴です。
どういった遊び道具があるかというと、落書きボードや砂遊び道具、ままごとセットや水遊びプールなど、場所や季節によって異なります。
プレーカーだと七輪での火おこしなど、ここでしかできない遊びを体験できますよ。
プレーリヤカーはどんな場所で開催されるの?
開催時間や場所は世田谷区の児童課のイベント一覧や「せたがや子育て応援アプリ」などで確認できます。
主な開催場所は世田谷区内の公園や広場になります。
プレーリヤカーの実施団体はエリアによってことなり、中には未利用の道路予定地などを暫定的に利用することもあります。
ちょっとした空間でも子どもたちにとっては立派な遊び場。
沢山の遊び道具を積んだプレーリヤカーが街角に現れるので、いつも多くの子どもたちで賑わっていますよ。
プレーリヤカーの魅力
最近では子どもたちの安全のため、キケンな遊具やボール遊びなどが制限され、公園での遊び方も限られてしまいました。
そうして外で遊ぶ子どもも減ってきたと言われています。
しかし、プレーリヤカーやプレーカーが来ることでいつもと違った遊び方ができるようになります。
とは行ってもその遊び道具はしゃもじやおわん、調理器具など家庭にありふれたものばかり。
それらを使い、子どもたちは想像力を働かせて、一緒にいるお友達たちと色々な遊び方を発見します。
外で子どもたちが遊ぶきっかけを作り、子どもたちの想像力を働かせた遊びを始め、多くのお友達ができる、それが魅力だと言えます。
まとめ
世田谷区が取り組んでいるプレーリヤカーは、リヤカーでもって遊び道具を公園などに運び、子どもたちに新しい遊びを提供します。
また、プレーカーは軽自動車で来るためにプレーリヤカーに比べて活動時間や対象年齢が上がることが特徴です。
公園の遊具ではできないことが沢山できるので、世田谷区で暮らすようになったら是非子どもと一緒に行きたいですね。