東京都目黒区は、約8割の私立認可保育園に十分な広さの園庭がないので、子どもたちは、近くの小さな公園まで歩いて移動して遊んでいました。
そこで目黒区の職員は、クラウドファンディングを利用して寄付を募り、子どもたちを区境にある大きな公園まで送迎するバスの運行を実現しました。
今回は、保育園児を公園に運ぶ目黒区のヒーローバスをご紹介します。
目黒区の保育園への子育て支援1 ヒーローバスとは
1 事業の概要
ヒーローバスは、目黒区の保育園児を乗せて、区境にある自然豊かな広い公園まで送迎するバスです。
事業資金を集めたのは、子どもがいる目黒区の職員を中心とするグループで、クラウドファンディング型ふるさと納税で寄付を募りました。
目黒区の職員は、ほかの都市部でも同じ取り組みが広まってほしい、と語っています。
2 事業の経緯
目黒区内には、35ヶ所の私立認可保育園がありますが、8割にあたる28ヶ所には十分な広さの園庭がありません。
子どもたちは、近くの公園まで歩いて移動していましたが、近くには小さな公園が多く、子どもが一杯で遊べないこともありました。
小さな公園に、たくさんの子どもたちが集まって遊んでいたため、伸び伸び遊ぶのが難しい状況でした。
目黒区の保育園への子育て支援2 ヒーローバスの効果
ヒーローバスは、2018年11月から運行を開始していますが、子どもたちはもちろん、保育園の職員からも好評です。
バスで移動することも、子どもたちにとっては新鮮で楽しいイベントになっています。
自然豊かな広い公園で伸び伸び遊ぶことは、子どもたちの健やかな心身の育成に役立つものと期待されています。
目黒区の保育園への子育て支援3 ヒーローバスの今後
もともと1台で子どもたちを運んでいましたが、子どもたちにも保育園の職員にも好評だったことから、今年4月に1台増車しました。
目黒区は今後、利用方法の仕組み作りや課題整理などをして、本格的に巡回する保育園を拡大していく予定です。
新しく開設される予定の保育園も多いことから、活用する保育園は増えると考えられます。
まとめ
以上、保育園児を公園に運ぶ目黒区のヒーローバスをご紹介しました。
小さな公園で遊ぶしかなかった子どもたちは、今は自然豊かな広い公園で伸び伸び遊べると喜んでいます。
今後、活用する保育園は増える予定なので、都内への引っ越しを検討しているファミリー世帯は、ぜひ目黒区も検討してみてださい。
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