「手頃な中古マンションを購入し、間取りや内装にこだわって自分好みにリノベーション」
今、そうした住まいを選択する方が増えています。
なかでも「スキップフロア」は、限られた空間を有効に活用することで新たな空間を生み出す事が出来たり、子どもをのびのび育てるためのスペースなどにすることが可能です。
そこで今回は、中古マンションの購入を検討している方へ向けて、スキップフロアのメリットや注意点をご紹介します。
リノベーションの一案として知っておきたいという方は、ぜひご一読ください。
リノベーションで空間をおしゃれに!スキップフロアの概要とメリット
スキップフロアとは、ワンフロアの床に段差を設けることで空間を仕切る手法のことです。
従来の間取りのように間仕切り壁を設けないので、空間が開放的に仕上がるのが大きな特徴。
代表的な施工例に、リビングとダイニングキッチンの間に段差をつけて空間を分けるものがあります。
仕切りがない分、空間を広々と使える他、キッチンで家事をしながらリビングで遊ぶ子どもの様子を見守ることができるのも、うれしいポイントと言えるでしょう。
暮らしの空間が見渡せるので、家族間のコミュニケーションも円滑になりそうですね。
さらに、スキップフロアならそれぞれの空間に独立性を持たせることができるので、内装によっていくらでも雰囲気を変えることが可能です。
限られた床面積を有効に活かすリノベーションの案として、スキップフロアを検討してみるのもいいかもしれませんよ。
リノベーションを決める前にスキップフロアの注意点を把握しよう
空間演出力に優れたスキップフロアですが、施工によって意図的に段差を作るため、バリアフリーが求められる高齢者のいるご家庭には不向きです。
また従来の床に高さを出すため、リノベーションを行うマンションの天井高にも注意が必要と言えるでしょう。
スキップフロアを行った結果、天井が低くなってリビングに圧迫感が出てしまった、となっては本末転倒です。
さらに、リノベーションによって部屋の柱や壁を取り払う際は、耐震性が十分に確保されるかどうかも忘れてはいけません。
スキップフロアの注意点を留意した上で、中古マンションを選んだり、リノベーションを行うか否かを決めたりしましょう。
まとめ
リノベーションは、住む人のセンスや好みを多大に反映することが可能です。
もしも選択肢の一つにスキップフロアがあるなら、マンションの間取りや天井高、耐震性などにも注意しながら、施工会社と相談を重ねましょう。
いろいろな問題をクリアしながら、理想の我が家のかたちに一歩ずつ近づいていく。
そんな過程も、リノベーションの楽しみの一つかもしれませんね。
RENOLAZEでは、東京・神奈川・埼玉の中古マンションをご紹介しています。