子供が家を離れたタイミングや、広い部屋で家族ゆっくり過ごしたいなどの理由でリフォームを考えることがありますね。
空間を広くするリフォームにはどんな事例や、費用、工事日数はどれくらいかかるのでしょうか?
今回は、不要になった空間を利用して、間取りを広くするリフォームについてご紹介していきます。
部屋を広くする間取り変更リフォーム
リフォーム内容としては、リビングと隣接する部屋をなくして、1つの広いリビングダイニングとして活用したり、いらなくなった子供部屋2つを1つの部屋につなげるなどがありますね。
リビングを広くすると、大きめのソファーなど家具を置いて家族が集まりやすい空間になったり、キッチンスペースを広くすれば家事効率や家事動線が良くなったりとたくさんのメリットがあります。
ただ広くするだけでなく、広くなった空間でどんな生活がしたいのか、何に重点を置くのかを考えてリフォームすると、よりリフォーム後の生活が楽しいものになります。
壁を取り外すリフォームでは、壁の撤去以外にも床や壁、天井の補修が必要になりますので、予算内で理想のリフォームができるように確認して進めていきましょう。
間取り変更リフォームの費用と工事日数
空間を広くする間取り変更リフォームでは、施工内容によって費用や工事日数が変わってきます。
リビングと隣接する部屋を撤去して一部屋につなげる、フローリングや壁紙を全面張り替える場合には、約50万〜70万円かかり、工事日数は5日程度が目安です。
使わない2部屋を1つにつなげるために壁を取り外し、フローリングを全面張り替えるリフォームの場合、費用は約35万〜50万円ほどで、工事日数は4日程度が目安です。
壁撤去後の補修に関しては、簡単な補修で済ませる場合と、よりキレイに統一感を持たせて仕上げる場合でも工事内容や費用が変わってきますので、予算に合わせてどこまでリフォームするか検討していきましょう。
間取り変更リフォームの注意点
間取り変更は、どんな家でも自分たちの好きに変更できるわけではありません。
戸建ての場合は構造の種類によって、柱を中心に家の構造を支えているタイプと、壁を構造の柱として組み合わせて家を支えているタイプがあります。
基本的に自由に壁を外して間取り変更がしやすいのは前者のタイプで、壁で支えるタイプの場合は構造上撤去できない壁があるので、間取り変更ができない箇所が出てきます。
また、撤去できたとしても一部の壁を残しておかなくてはならず、空間を完全に1つにすることができない場合もあります。
またマンションなどの場合は、マンション全体の構造に影響するためリフォーム規制や禁止事項が厳しく、自由に変更しにくい場合がありますので注意が必要です。
リフォーム業者にも得意・不得意の分野がありますので、まずは自分たちが希望するリフォームをしっかりと伝えて理解してくれる業者を探し、できること・できないことを相談しながらリフォームを進めていきましょう。
まとめ
空間を広くするリフォームでは家の構造によって間取り変更ができない場所も出てきます。
まずは、自分たちの理想の生活を叶えるリフォームプランを業者に相談し、予算に合った計画を立てて進めていきましょう。
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