リノベーションのパターンとして注目されている、コルク床。
オシャレで利便性も高いコルク床は子育て世帯にもおすすめで、また、ペットを飼育する環境としても向いていると言われています。
コルク床へのリノベーションのメリット、デメリットについてご紹介します。
コルク床の特徴とは?向いているリノベーションケースを把握しよう
コルク床をリノベーションで導入する前に、あらかじめコルク床の特徴とメリットについて把握しておく必要があります。
<コルク床の特徴とは?>
コルクを利用したリノベーションには、コルク床とコルクタイルの2種類があります。名前が示すように、コルクタイルはタイルのような形をしており、壁面に使われています。
最近では、DIYによるリノベーションも子育て世帯では人気のようです。
一方、コルクのフローリングは、コルクの良さを保ちながら、上質の木製フローリングの美しさをキープしています。
さらに、性能と設計は、厚さと表面仕上げによって大きく異なります。
厚ければ厚いほど、クッション性、保温性、撥水性が向上しますが、カビなどのデメリットがあります。
ペットのいる家でもコルク床が向いています。
一般的な御家庭でもコルク床をリノベーションで使用すると滑りにくくなり、足の負担を軽減できます。
さらに、ペット特有の臭いが減り、ペットの尿なども簡単に拭き取れる、というメリットがあります。
コルク床はメリットだけではない?デメリットもおさえておこう
撥水性にすぐれ、リノベーションにも向いているとされているコルク床ですが、子育て世帯ではデメリットもいくつか指摘されています。
<コルク床は子育て世帯のリノベーションに本当に向いている?>
コルク床をリノベーションとして使用することのデメリットは、コルクが紫外線で簡単に変色することです。
コルク床は紫外線に弱く、UV光にさらされると徐々に退色し、白っぽくなってしまう、というデメリットがあります。
同様に、家具を置いたりカーペットを敷いたりすると、色が変わってしまいます。
家具やカーペットを定期的に動かすことで色むらを減らすことは可能ですが、一度変色したコルク床は元の色に戻りません。
また、コルク床には柔らかさがありますが、子育て世帯では傷がつきやすいというデメリットがあります。
さらに深い傷がついた場合、修理できず、床を交換する必要があります。
しかも柔らかいため、重い家具を置くと家具の痕が残る場合があります。
まとめ
コルク床は撥水性や防臭性にすぐれ、子育て世帯のリノベーションにも向いているとされています。
一方で、コルク床には傷つきやすく変色しやすいというデメリットもありますので、本当にリノベーションに向いているかどうかについては施工業者に相談してみましょう。
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