今年の冬は例年と違い暖かく、春と冬の境目がわかりにくいですが、毎年2月~3月になると春の訪れを告げるように梅が咲き始めます。
梅見の名所と呼ばれるところが、東京都内にも数多くあることをご存じですか?
そんな中から今回は、東京都内の梅見おすすめスポットとして知られる「新宿御苑」と「湯島天神」をご紹介します。
都会のオアシス・約1万本の木々が美しい新宿御苑
江戸時代に皇室の庭園として造られた新宿御苑は、新宿区と渋谷区にまたがり、周囲約3.5㎞の広さを誇ります。
フランス式整形庭園・イギリス風景式庭園・日本庭園が組合わさった庭園で、東京都の真ん中にあることを忘れさせてくれるオアシスのような憩いの場となっています。
新宿御苑の中でも一番見ごたえがあるのが日本庭園の茶室近くで、約80本の紅白の梅は圧巻です。
また中央休憩所付近では梅が見頃になる2月中旬から3月上旬の頃、寒桜や河津桜といった早咲きの桜も咲き始めるので、梅と桜の共演を楽しめます。
エコハウスの近くでは、梅の足元に花開く水仙とのコラボも見ごたえがあります。
梅の種類が豊富なので、それぞれの開花に少しずつずれがあり、訪れる時期によって違う梅の花を見ることができるので、何度足を運んでも新鮮な気持ちで楽しむことができます。
新宿から近くアクセスがとてもいいので、気軽に立ち寄って春を感じることができるのでおすすめです。
新東京100景に選ばれた湯島天神の梅まつりは春の風物詩
湯島天神は、学問の神様である菅原道真公を祀ったといわれ、東京都心から気軽に行けるパワースポットです。
菅原道真公が梅を愛してやまなかったといういわれがあり、家紋にも「梅鉢」が使われている湯島天神は江戸時代から梅見の名所としておすすめです。
約300本の梅の7~8割が白加賀という白梅で樹齢70~80年といわれており、枝ぶりも見事で紅い梅とは一味違った風情があります。
本殿の周りをぐるりと囲むしだれ梅も風情があってとても美しく、お社を背景に咲く梅は圧巻です。
境内は小さな庭園のようになっていて、小さな池には橋が架かっており、そこに咲く梅の花は絵画のように雰囲気があります。
毎年梅の開花に合わせて開催される梅まつりは、「文京花の五大まつり」の一つに数えられており、たくさんの人で賑わいます。
祭りの期間中は日没から梅がライトアップされ、夜桜ならぬ「夜観梅」が素晴らしく、本当におすすめですよ。
梅の香りとともに、幽玄の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
まとめ
東京都内には、ほかにも梅見の名所がたくさんありますが、そんな中でもおすすめの「新宿御苑」と「湯島天神」をご紹介しました。
アクセスが良く気軽に立ち寄れるので、一足早い春を感じにご家族で梅見に出掛けてみてはいかがですか。
私たちRENOLAZEでは、東京都を中心としたエリアで中古マンションを多数ご紹介しています。
東京都内でマイホーム購入をご検討中の方は、ぜひ当社へお問い合わせください。