中古住宅を購入して、自分好みのリノベーションを楽しんでいる人が増えています。
新築よりも安い価格で、理想的な住宅が叶うと人気の中古リノベーションですが、リノベーション向きの物件を選ばないと、あとで後悔することも多いようです。
この記事では、リノベーション向きの物件とは、どんな特徴があるのかについてまとめます。
リノベーション向き物件の特徴を理解して、素敵な住まいを手に入れましょう!
リノベーション向き物件とは
リノベーション向き物件とは、その名のとおり、購入後リノベーションを行うことを前提とした中古物件のことです。
新築で理想の家を建てるとなると、かなりの費用がかかります。
中古住宅や中古マンションを購入して、リノベーションすれば、新築と同じくらいきれいな家を、驚くほど安い価格で手に入れることができるのです。
理想のリノベーションを成功させるためには、リノベーション向きの物件を選ぶことが重要なポイントになります。
リノベーション向きの物件には、さまざまな特徴があるため、ポイントを抑えた探し方が成功への秘訣です!
古い中古住宅は間取りが使いづらいため、間取り変更はリノベーションのメインともいえます。
そのため、リノベーション向き物件は、建物の構造を把握することがポイントになります。
間取り変更がしやすいのは、柱と梁で骨格を作る「ラーメン構造」の物件です。
「ラーメン構造」なら、自由な間取りで、リノベーションを楽しむことができます。
一方、壁で建物を支える「壁式構造」は、撤去できない壁があり、間取り変更に制限がかかってしまいます。
リノベーション向きの物件を見つけるには、探し方にもコツがあります。
というのも、売りに出ている中古住宅の場合、すでにリノベーション済みの物件がほとんどだからです。
一度リノベーションされている中古物件は、当然のごとくリノベーション費用が上乗せされた価格になっており、再度リノベーションするとなると、ダブルで費用がかかってしまい、損をしてしまいます!
すでに理想のリノベーションにされているのであればよいですが、自分好みのリノベーションをしたい場合は、リフォーム前の物件を探すようにしましょう。
探し方のポイントとしては、和室がある物件は、リフォーム前であることが多いため、特徴のひとつです。
また、築20年以上の物件なら、資産価値がこれ以上下がることもなく、リノベーション向きといえます。
リノベーション向き物件・マンションは注意!
中古マンションを購入して、リノベーションをするときは、注意が必要です。
ご存知のとおり、マンションには管理規約があります。
管理規約によって、理想のリノベーションができないことはよくあるようです。
フローリングへのリフォームは禁止、水まわりの移動は禁止など、マンションにより管理規定はさまざまです。
中古マンションのリノベーション向き物件を探すときは、必ず管理規約を確認するようにしましょう。
また、古い中古マンションの場合、水まわりの配管の移動が、構造上できない物件もあります。
リノベーション向きの配管かどうかは、素人では判断が難しいため、リノベーション業者に相談してみるのがおすすめです。
中古物件の場合は、耐震改修が必要なケースも多いのですが、マンションの場合は、個人で耐震改修リノベーションを行うことはできません。
そのため、建物の建設年をチェックして、新耐震基準をクリアしているかも確認しておきましょう。
まとめ
リノベーション向きの物件の探し方は、リノベーションしやすい構造であるかが重要なポイントです。
今回ご紹介したリノベーション向き物件の特徴を参考に、理想的なリノベーションが行える物件を見つけてくださいね!
RENOLAZEでは、リノベーション向きの物件を多数ご紹介しております。
購入した中古住宅や中古マンションのリノベーション依頼も承っておりますので、ぜひご相談ください。