新宿区は、東京都庁がある日本を代表する活気あふれる街です。
高層ビルが建ち並ぶ大都会でありながらも、新宿御苑をはじめ、豊かな緑に囲まれているのが新宿区ならではの魅力です。
たくさんの人が集まる新宿区ですが、その人口推移はどのようになっているのでしょうか?
この記事では、新宿区の人口推移の統計について説明します。
新宿区の人口推移の統計 住民基本台帳の人口
日本では、2008年から人口減少が加速しており、今後も減少傾向は続くと考えられています。
新宿を含め、東京圏は人口密度が高く、今後も地方から東京圏へ人口の流入は続きそうです。
一方で、地方よりも東京圏は出生率が低く、新宿区をはじめ東京圏へ人口が集中することによって日本全体の人口減少につながっているようです。
日本を代表するオフィス街であり、大きな繁華街もある新宿区にはいつも大勢の人でにぎわっていますが、新宿区の人口はどのくらいなのでしょうか?
まずは、新宿区の最新の人口をみてみましょう。
住民基本台帳の人口は、住民基本台帳に記録されている方を対象として、毎月集計されています。
2020年(令和2年)5月1日現在の新宿区の住民基本台帳人口は、男性が174,100人、女性が173,442人で、男女の人口を合計すると347,542人となっています。
新宿区の日本人の人口は308,326人、外国人の人口は39,216人です。
さらに日本人と外国人別に内訳人口をみてみると、日本人・男性の人口が154,173人、外国人・男性の人口が19,927人であり、日本人・女性の人口が154.153人、外国人・女性の人口が19,289人となっています。
参照https://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/index02_101.html
新宿区の人口推移の統計 推移の動向
続いて、2016年(平成28年)1月に新宿区が公開した「新宿区人口ビジョン」から、新宿区の人口推移の動向をみていきましょう。
国勢調査による新宿区の総人口は、1965年の41.4万人がピークで最大となっており、それ以降の人口推移は減少し続けており、1995年には27.9万人まで減少しています。
2000年から徐々に人口が増加し、2010年には32.6万人まで増加しています。
新宿区の住民基本台帳の人口推移をみてみると、1985年から2015年までの30年の推移では、総人口は 1997年の28.1 万人がもっとも低く、2012年を除いて人口は増加しており、2015年には 32.8万人にまで増えています。
ちなみに2011年から2012年にかけて人口が減少しているのは、外国人の減少によるものであり、2011年3月に発生した東日本大震災・原発事故の影響であるとみられています。
先述したとおり、最新の新宿区の住民基本台帳人口は347,542人であり、2015年からの5年間で1万9千人ほど人口が増加していることが分かります。
新宿区は、外国人の人口が多いのも大きな特徴であり、これも新宿区の人口増加の要因のひとつであると考えられます。
まとめ
新宿区の人口推移は、近年増加傾向にあることが分かりました。
しかし、新宿区の人口は2030年頃まで増加し、その後減少すると見通されています。
深刻な人口減少問題にいかに対処していくかが、今後の課題となりそうです。
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