別荘は富裕層が所有するものであり、自分には関係ないとよく思われるものの、それが中古なら決して悪い買い物ではありません。
もちろん注意点もありますが、一般的な住宅にはないさまざまな魅力があるので、ぜひ詳細を確認してみてください。
ここでは不動産購入を検討されている方に向け、中古の別荘を購入する魅力と注意点をご紹介します。
不動産購入時に知っておきたい中古の別荘の魅力とは
世間的なイメージと異なり、別荘でも中古なら価格を抑えられます。
それでいて、下記のような別荘の一般的なメリットはしっかりと得られます。
●物件の造りや周辺環境が良い
●連休シーズンに行き先を考えなくて良い
●好きなだけ滞在できる
●周辺住人とのトラブルが少ない
●趣味を満喫できる
●セカンドハウスとして使用できる
●被災時には避難先にできる
軽井沢のような山奥、熱海のような海沿いなど、別荘は総じて立地が良く、物件の外観や間取りもおしゃれです。
長期連休中に過ごす場所としては最適であり、予約などの手間もいらず、好きなだけ滞在できます。
付近の定住者の少なさから近隣トラブルも少なく、室内や庭などで趣味を満喫できるなど、快適に過ごせます。
「これら数々のメリットを得るために高額な費用がかかるのでは?」と、やはり躊躇するところでしょう。
しかし、中古の別荘なら価格を抑えられ、自宅とはまた違う素敵な滞在地を手軽に確保できることが、大きな魅力にあげられます。
不動産購入時に知っておきたい中古の別荘の注意点とは
中古で費用が安いとはいえ、別荘を購入するときは自宅からのアクセスに注意しなければなりません。
その別荘や周辺環境がどれほど魅力的でも、アクセスしにくいと足が遠のくものです。
長期連休時にも活用できない別荘は購入を後悔しやすいので、自宅からの距離や交通手段などはよく確認してください。
また、その別荘の維持や管理にかかる手間や費用も、事前の確認が必須です。
たとえ普段は滞在していなくとも、不動産を所有していれば固定資産税がかかるほか、屋根が崩れるなど物件に何かあれば所有者が対応しなければなりません。
海沿いにあるために潮風で建物が傷みやすいなど、その立地特有のデメリットも確認しておき、割に合うかどうかを検討してください。
そのほか、別荘といえども中古はそれほど人気が高くなく、手放したくとも買い手が見つからないことがあります。
所有しているだけで管理の手間や費用、税金などがかかるので、手放せない物件はやはり後悔につながりがちです。
将来売却できるかどうかも、購入にあたって確認したい注意点です。