マンションの低層階の1階は売れない、売れにくいと思われがちです。しかしそれは思い込みかもしれません。というのも中古物件を求めている方のなかには1階などの低層階の物件を好む方もいます。
そのためターゲット層を把握することが売却の秘訣でもあります。
そこで今回はマンションの1階に住むメリットと売却するポイントおよびターゲット層についてご紹介します!
ぜひ、マンション売却を検討している方や中古物件探しをしている方は記事を参考にしてみてください。
マンション1階に住むメリットとデメリット
低層階の1階に住む良い点は5つあります。
●生活音を気にせず暮らせる
●専用庭や駐車場付きの物件がある
●エレベーターを利用しなくて済む
●災害時に避難しやすい
●販売価格が安い
生活音は、すべてのマンションの部屋に「抑制する義務」と「周囲に気配りをする」ことが強いられています。
これは賃貸であっても所有物であっても同様のことです。
そのため子どもが走りまわっても下階がない1階は良いと言えます。
一方のデメリットも5つ挙げられます。
●防犯面が不利である
●蚊などの虫被害
●眺望が望めない
●湿気が溜まりやすい
●冬場は冷え込みやすい
1階は空き巣に狙われやすいのが特徴です。そのため防犯ガラスや警備会社と契約するなど防犯対策が必要となります。
また、冬場は冷え込みます。原因は地面から近いことが挙げられます。
とくに角部屋などは窓を通じて外気が入りやすいのでカーペットを敷くなどの対策が必要となります。
ただし、夏場は涼しいため良い点と言えるでしょう。
1階マンションを好むターゲット層と売却するポイントとは?
ターゲット層には、高齢者や小さな子どもがいる夫婦、専用の庭に価値を感じる方が挙げられます。
高齢者が選ぶ理由として、マンションには多く方が住んでいるため孤立する心配がないことからです。
近年問題視されている孤独死を防ぐためには、ご近所さんとの繋がりが必要となります。
小さな子どもがいる夫婦が選ぶ理由は、先述のメリットで述べた生活音を気にしなくても済む点とエレベーターに乗る必要がなく、子どもがぐずっても直ぐ家に帰れるメリットがあるからと考えらえます。
また、低層階に住むなら専用の庭付きの物件がいい方がいます。
庭付き物件であればガーデニングを楽しむ、子どものプールを出して遊ぶなどでき、幅広い使い方ができると言えるでしょう。
物件を求めている方をリサーチした上でマンション売却するポイントとして3つあります。
●マンション売却に強い仲介会社に依頼する
●内見で住みやすさをアピールする
●上階販売価格より低めの価格にする
これらに気を付けることでマンション売却を円滑にできます。