「限界マンション」という言葉は聞いたことがあるでしょうか。
その名のとおり限界を迎え、不動産価値がほとんどないマンションのことです。
限界マンションの数が年々増えてきており、社会問題となりつつあります。
この記事では、限界マンションについての定義や売却方法についてご紹介します。
限界マンションになる築年数や定義は?
ここでは、限界マンションについて解説をしていきます。
築年数が何年から限界マンションと呼ばれる?
限界マンションには「どうなったら」や「築年数が何年から」といった定義はありません。
ただ、築年数30〜50年の物件は限界マンションと呼ばれることが多いです。
築年数が30年を越えてくると、マンションの劣化が目立って空室が増えて行きます。
すると、大家さんに不動産収入が入らなくなり、劣化の進行を止めることができません。
そうなると、さらに空室が増え、負のスパイラルに陥ってしまいます。
限界マンションになりやすいマンションとは?
限界マンションになりやすいマンションには2つの特徴があります。
●特徴その①マンションの住人の高齢化
住人が高齢化すると、マンション維持費用の支払いができない可能性が出てきます。
また高齢者が亡くなった後、その部屋は空室になるので、大家さんの不動産から得られる収入も下がってしまいます。
そのため、マンションの劣化を止める費用がなくなり限界マンションになってしまいます。
●特徴その②マンション建て替えの許可が下りない
マンションの建て替えをおこなうには住民の5分の4の賛成が必要です。
建て替えをおこなう際、住民は多額の建て替え費用や一時的の入居場所を見つけなければなりません。
ですので、建て替えの賛成が下りず、限界マンションに近づいて行きます。
限界マンションの売却方法をご紹介
ここでは、限界マンションを売却するときのコツと方法についてご紹介します。
限界マンションを売却するときのコツ
限界マンションを売却するときのコツは以下の2つです。
●内覧までにハウスクリーニングをする
●内覧までに簡単なリフォームをする
不動産の売却価格を決める際、内覧が非常に大事です。
そのため、売却する不動産の状態が悪いからと諦めるのではなく、きれいにすることを心がけましょう。
限界マンションの売却方法
限界マンションの売却方法は以下の2とおりです。
●安い価格で売り出す
●不動産業者や不動産デベロッパーに買い取ってもらう
不動産業者に仲介をしてもらう場合は、安い価格で売り出すことで売却しやすくなります。
ただ、限界マンションの管理も一緒に任せたいという場合は、不動産業者や不動産デベロッパーに買い取ってもらいましょう。
まとめ
限界マンションは、持ち主不明や放置など社会問題になりつつあります。
売却してもなかなか売れないマンションは危険信号がともっています。
築年数の経ったマンションの売却を考えている方でお悩みがあれば、ぜひ一度弊社へご相談ください。
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