参照元:http://www.kantei.ne.jp/news/cate01_m.php?category_no=4
(株)東京カンテイは、このほど、2015年における三大都市圏の行政区別中古マンション価格を調査し、その流通価格と上昇幅ランキングを発表した。
それによると、中古マンション流通価格ランキング第1位は千代田区の坪391.1万円で、続く第2位の港区374.7万円や第3位の渋谷区329.7万円までが坪300万円以上、ミニバブル期の2008年を上回る水準となった。
上位10位までは都心6区をはじめとする東京23区の行政区が占めている。
また、上位11位~20位には東京23区の行政区の他に武蔵野市や川崎市中原区など、東京都下や神奈川県の行政区が登場し始めており、第19位には京都市東山区が近畿圏で価格が最も高い行政区としてランクインしている。
なお、上位50位までは全て首都圏および近畿圏の行政区であり、中部圏での最高位は第73位の名古屋市東区111.6万円となっている。
次いで、1998年~2008年の最安値から2015年時ではどの程度価格上昇したのかでは、第1位はこちらも千代田区で坪178.9万円上昇。
第2位は港区の171.9万円。第3位には中央区、第4位には渋谷区がランクインしており、第5位以下は100万円未満となっている。
上位10位までにランクインした行政区を見ると、東京23区の他には第5位に京都市東山区(+99.0万円)、第8位に横浜市西区(+84.6万円)が登場。
上位11位以下になると、各都市圏の中心部やそれらに隣接し住宅地として人気が高いエリアといった元々居住ニーズが高い行政区、また大規模再開発などでエリアポテンシャルが向上した行政区が数多く登場している。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ