今回は中古マンションをリノベーションすることによって発生してしまう、又は考えられるデメリットを列挙していきたいと思います。
リノベーションする上で助少なからず助けになることができれば幸いです。
耐震基準を満たしているのかを判断しなければならない。
地震大国である日本に住んでいる以上、対象のマンションが大きな地震に耐えることができるのかを考慮しなければなりません。
いつ何時、大地震が起こるか分からないこの頃ですので、尚更心配になるでしょう。
特に1981年に宮城県沖地震を受けて新耐震設計基準が改定される以前に建てられている中古マンションは注意が必要で、そのマンションを管理している不動産会社さんに問い合わせてみるか、心配ならば専門の業者を呼んで調査してもらいましょう。
当たり前ですが、自分が購入した部屋の内装をリノベーションすることはできますが、外観・玄関・階段・エレベーターなどの住民の人たちみんなで使うものは古いまま利用しなければなりません。
特に防犯の面で、『オートロック機能が付いていない・防犯カメラも設置されていない・モニター付きインターホンもない』などの不備が考えられるでしょう。
そこの部分は大家さんと交渉することをオススメしたいところ。
リノベーションの内容を突き詰めると意外にお金がかかる
リノベーションと一言で表現されますが、どの程度改修するかによって料金が大幅に上下します。
また仕上がり具合のグレードも、更に綺麗に更にカッコ良くと欲張ると、当初見積もっていたものとは、かけ離れた金額になってしまうことも。
行き過ぎてしまうと、新築で購入した方が全然安いじゃん!という現象まで起こってしまう可能性があります。
これに関してはリノベーションしてくれる業者さんと良く話し合った上で進めていくことが必要不可欠です。
リノベーションで良く起こってしまいがちなのがこれ。
何でもそうですが、完成したものが想像していたものと違う。。。となってしまうこの現象です。
0から作るとなれば、ある程度は想定範囲内に収まることがほとんどですが、既にあるマンション。しかも築年数が古い部屋に対して改修をするわけですので仕上がりが異なってしまうことがあります。
新築でマンションを購入する場合、ほとんどは住宅ローンを組む形になるかと思います(人口の数%しか存在しない規格外なお金持ちは別として)
新築の場合は購入金額の全額に対してローンを適用することができますが、中古マンションを購入してからリノベーションする場合は、住宅ローンの適用は中古マンションを購入するところまでで、高額な料金がかかるリノベーションはリフォームローンで賄わなければなりません。
認識しておきたいのが、住宅ローンよりもリフォームローンの方が金利が高いという事実です。
詳細の金利に関しては、ローンを組む先によるので確認していくことが必要です。
以上のようにデメリットを挙げてきましたが、いかがだったでしょうか。
これらのデメリットも参考にしながら、納得のいくリノベーションを実現しましょう!