いざ、"マンションを購入しよう!
"となった時に、新築にしようか中古にしようか迷うはずです。
予算をなるべく抑えたいとは誰しもが思うことで、となると中古マンションに需要は傾く傾向にあります。
ところが単純に、『新築=新しいけど高い』『中古=古いけど安い』というわけでもないのです。
そこで今回は中古マンションを東京都内で買うことを前提に情報収集術について詳しく解説していきたいと思います。
人生一の大きな買い物をするという時に全く情報収集をせずに購入までするのはアラブの石油王くらいでしょう。
可能な限り情報収集をして吟味し、比較し、やっとの思いで購入するものです。
情報の集め方は大きく分けて3つに分類され、
各収集方法について解説していくことにしましょう。
・インターネットでの情報収集
ウェブ上には、大手ポータルサイトをはじめとして都内にある中古マンションの情報を掲載しているサイトが数多く存在しています。
仲介会社が異なれば、購入金額や保証内容もそれに応じて異なってきます。
初歩的な話になってしまいますが、渋谷区で中古マンションを探しているなら、『東京 渋谷区 中古マンション』(可能なら渋谷区の詳細のエリアも記述する。"松濤"など)のキーワードで検索して情報収集をしましょう。
調べていると、必ずお気に入りの中古マンション物件がいくつかピックアップされていくことでしょう。
その物件の名前と住所をネット上ではなく、紙などにメモしておくことがポイント。
・仲介会社さんに情報提供してもらう
インターネット上で調べていた情報を元に、仲介の不動産屋さんに相談しに行きましょう。
お気に入りの物件の詳しい情報を教えてもらうと伴に、自分が中古マンションを探すにあたって必要だと思っている条件を不動産屋さんに伝えましょう。
特に中古マンションは、希望しているエリアの中に新築よりも物件数が豊富にあるため、他の候補となりそうな中古マンションをピックアップしてくれる可能性が高く、視野を広げるために必要な過程になります。
・見学・内見
ここまでの過程で、いくつかの中古マンション物件が候補として挙がっているかと思うので、仲介会社に段取ってもらって必ず内見をしましょう。
賃貸を探す時と変わりませんが、環境・雰囲気・日当たり・眺望などをチェックし、中古物件なので構造や耐震強度なども忘れずにオーナーに確認するようにします。
また、後々するかもしれないリノベーションのことも考慮して、リノベーション可能物件なのかどうかも確認しておくと、賢い情報収集になります。
ここまでの一連の流れを、より早く、より多くの中古マンション物件でできるかが自分に合っている物件を見つけるための最重要ポイントになります。
中古マンションは新築マンションに比べて、1点ものであることが多く、買い手が決まってしまうと、また探さなければならなくなってしまうからです。
東京オリンピックに向けて、訪日外国人の流入も増加し、都心の中古マンション需要は高まっていくことでしょう。
上手な情報収集能力を身につけて、賢い中古マンション購入を目指しましょう。