中古マンションを購入後、より理想のマイホームに近づけるために、リノベーションを計画されている方もいらっしゃるでしょう。
中古マンションの仲介だけでなく、リノベーションも行うRENOLAZEでは、購入後の施工計画のご相談も承っています。
今回は、中古マンション購入後にリノベーションを行う場合、どのような流れとなるのか、また住宅ローンの申し込みの注意点はどういう点があるのか、その点についてお話しましょう。
売買契約後から施工完了までの流れ
まずは、マイホームの売買契約後からの流れを見ていきます。
1.物件の売買契約・住宅ローンの打診
2.リノベーションについて打ち合わせ
3.住宅ローン契約
4.施工契約・決済・物件引き渡し
5.施工開始
6.施工完了・物件引き渡し
上記が、中古マンションの売買契約後から、施工完了までの流れとなっています。
住宅ローンはどう組む?
通常、リノベーションなしでマイホームを購入する場合、申し込む住宅ローンは購入代金分のみで良いですよね。
しかしリノベーションを行う場合は、マイホームの購入代金に加えて施工費用も考慮しなくてはいけません。
どちらかを現金一括で支払うという方は、残った一方のローンを申し込めばOKですが、ほとんどの方は両方の住宅ローンの申し込みをされるでしょう。
近年は、そうしたマイホーム購入+リノベーションのニーズの高まりを受け、まとめて申し込みができる住宅ローンプランを設定している金融機関もあります。
条件は金融機関やプランによって異なりますが、こういったプランを利用することで、マイホーム購入用・リノベーション用と別々にローンを申し込む手間がありません。
一例として、『フラット35(リフォーム一体型)』の申し込み条件をご紹介します。
1.申し込みをされる方の年齢が満70歳未満
2.年収に占める全てのローンの年間返済金額が基準値以下の方
(年収400万円未満の方なら30%以下、400万円以上の方なら35%以下が基準となります)
3.申し込みをされる方またはそのご親族が居住する、中古物件の購入資金及びリフォーム費用
4.借入額は100万円以上8,000万円以下、金利は全期間固定金利のみ
この他にも、フラット35(リフォーム一体型)の申し込みには様々な条件がございます。
フラット35(リフォーム一体型)も含め、マイホーム購入+リノベーション一体型の住宅ローンを申し込む方は、事前に各金融機関の詳細や注意事項をご確認下さい。
まとめ
中古マンション購入後のリノベーションは、施工なしのケースと比較すると、若干流れが異なったり、住宅ローンの申し込みの注意点が増えます。