ご家族で住む場合、一人暮らしとは違ってある程度の広さがないと、せっかくのマイホームでの暮らしがストレスとなってしまいます。
とはいえ、あまり広すぎるお部屋は物件価格も高くなってしまうため、予算と住まいの広さの兼ね合いをどうするか、悩まれる方も少なくありません。
それならいっそ、リノベーションで変更してみてはいかがでしょうか。
理想水準と最低水準の差はこんなにもある
国土交通省では、家族の人数に応じて不便なく暮らせる住まいの面積を定義づけています。
(参考ページ:誘導居住面積水準及び最低居住面積水準)
この中で、マンションなどの集合住宅では、2人世帯なら55平米、3人世帯なら75平米、4人世帯なら95平米あれば、理想的な水準の暮らしを送れるだろうと考えられています。
一方で、最低限の水準の暮らしを送るための数字は、2人世帯で30平米、3人世帯なら40平米、4人世帯は50平米となっており、いずれも理想水準と比較すると大きく差があることが判ります。
4人世帯の場合ですと、理想水準の広さと最低水準の広さでは2倍以上も違っていることに驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな50平米以下の狭小スペースのマンションでも、リノベーション次第では快適に暮らせる可能性を高めることができるのです。
狭小スペースを活かしたリノベーション
50平米以下や50平米台のマンションの場合、リノベーションできるスペースに限りがある分、工夫を凝らすことがカギとなります。
例えば、50平米で2DKの間取りの中古マンションがあったとしましょう。
現状のままでは狭くリビングもありませんが、壁を取り払って寝室を1部屋にすることでリビングスペースが生まれ、家族でくつろぐことができますね。
また、各部屋にある収納部分を1つに集約したメインクローゼットを造ることで、元々収納スペースだった箇所もくつろぎの場所としてリノベーションすることができるのです。
収納については、立体的な棚を設けるのではなく、壁の中に片づけることができる壁面収納にすることで、50平米のお部屋でもすっきりとした印象に仕上げることも可能です。
ご夫婦+お子さん2人の4人家族でも、お子さんが小さく個別の子ども部屋を必要としないようであれば、1LDKの間取りでも問題ないでしょう。
見せたくない・隠したい部分は簡易仕切りを利用する
50平米以下のマンションの場合、間取りの変更を行いたいけど、収納スペースなど人に見られたくない部分をどのように隠そうか悩む方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、オープンになっている収納の前面にカーテンやロールスクリーンなどをかけることで、お部屋の広さとプライバシーの両面を確保することができますよ。
RENOLAZEでは、これまで過去に行ったリノベーション事例を複数後悔しています。
施工を担当したお客様の世帯構成や、専有面積・間取り・費用なども掲載していますので、参考事例としてぜひご覧ください。
まとめ
国が示す最低水準ギリギリの狭小マンションでも、工夫次第で住みやすいマイホームにすることは十分可能です。
50平米以下や50平米台のマンションのリノベーションをご希望の方は、RENOLAZEまでお気軽にご相談下さい。