マンションを購入するなら新築物件にするか、それともリノベーション済み物件にするか。
マンション購入を検討されている方の中には、このテーマで悩む方も少なくありません。
ご主人は新築物件派だけど、奥様はリノベーション済み物件派と、ご夫婦で意見が分かれて議論となるケースや、ご夫婦ともに両方の物件の魅力に惹かれて悩むケースもあるでしょう。
また、リノベーション済みマンションの購入にあたっては、おすすめユーザーのタイプにも特徴があります。
今回は、そんな新築物件とリノベーション済み物件のメリットを比較してみました。
新築物件とリノベーション済み物件のメリット
新築物件編
・全てが新しい。
・未完成の物件でも、完成して引き渡しが完了次第、速やかに新居へ引っ越せる。
・どの世帯も入居時期が近いため、新しいご近所付き合いが形成しやすい。
リノベーション済み物件編
・設備や内装が新しい。
・間取りの変更によって、生活動線の効率が良くなっている物件がある。
・施工済みなので、売買契約完了から引き渡しまでの期間が短い。
・中古マンションなので、希望するエリア内で候補物件を複数見つけやすい。
・既にコミュニティが出来上がっているため、ご近所付き合いの程度が判りやすい。
新築物件とリノベーション済み物件の主なメリットとしては、上記のような点が挙げられます。
共通点としては、設備や内装がきれいという点と、どちらも前の入居者がいない分、建物の完成やリノベーション施工の完了後に短期間で入居ができる点があります。
一方、両者の決定的な違いは、0から同じマンション内のコミュニティを作るか、既に出来上がっているコミュニティへ溶け込むかというところでしょう。
ご近所さんと一緒にコミュニティ作りを0からしたいという方には新築物件が、ご近所さんの様子を確認してから引っ越したいという方にはリノベーション済みマンションがおすすめです。
リノベーション済み物件が合うおすすめユーザーの特徴
先述のように、リノベーション済みマンションには、新築物件とは異なるメリットがあることが判りました。
そんなリノベーション済み物件の購入に向く方の特徴としては、実物の内装や設備を確認してから判断したい方や、新築より低価格できれいなマイホームを購入したい方です。
既にリノベーションが完了している物件は、一般的な中古マンション同様に内見することができるので、どんな設備が付いているのか、生活動線は悪くないかなどを確認できます。
そして費用についても、既存物件の一部を変更しているだけなので、最初から建てる場合と比較すると施工コストが抑えられる分、物件価格も新築物件より低価格となります。
低予算且つ実物をしっかり確認してから購入を決めたい方こそ、リノベーション済み物件の購入に適していると言えるでしょう。
まとめ
簡単に買い替えることが難しい分、慎重に選ぶマイホーム。
気になる物件のメリットを踏まえつつ、おすすめユーザーの特徴も併せて考慮すると、本当に合うマイホームを見つけることができるでしょう。