ご家族のためにごはんを作ったり、お子さんと一緒に並んで料理を教えたりする場として大切なキッチン。
料理が好きな方にとっては、中古マンションのリノベーションにおいて、こだわりたい箇所ですよね。
以前、キッチンの種類についてご紹介したように、最近は様々なタイプのキッチンがありますが、その中でも人気のあるタイプがカウンターキッチンです。
では、このキッチンを選ぶ場合、どんなメリットや注意点があるのでしょうか。
メリット1 ご家族と顔を合わせながら作業ができる
カウンターキッチンの1番の魅力といえば、やはりリビングにいるご家族と顔を合わせながら作業ができる点でしょう。
カウンターキッチンは、作業スペースがリビングに面しているため、お子さんがリビングで遊んだり宿題をしている姿を見守りやすいところが魅力です。
そして一家団欒の時も、カウンターキッチンであれば、作業をしながらリビングにいるご家族と話をすることができるため、ご家族の交流が途切れてしまうことがありません。
メリット2開放感があって配膳がしやすい
カウンターキッチンは、一部のスペースが切り取られて開放的に造られているため、壁付けのキッチンと比較すると視界が広く、開放感があります。
また、日中はリビングに入る日差しがキッチンまで届きやすいため、明るい手元で作業ができるというメリットも。
そしてカウンターキッチンは仕切り壁がない分、作った料理をカウンターの上に乗せておくと、リビングにいるご家族に配膳してもらいやすいですよ。
料理を作る方と配膳をする方の連携が取りやすいので、作業をスムーズに進めることができます。
カウンターキッチンの注意点
先ほど、カウンターキッチンの魅力の1つとして、仕切り壁がないため開放感があるとお話しましたが、実はこれはカウンターキッチンの注意点にもなります。
その理由は、仕切り壁がない分、どうしても調理中のにおいや煙がリビングに流れやすいため。
流れたにおいや煙は、リビングの壁やソファ・カーテンなどに染みつくため、リノベーションでカウンターキッチンにする場合は、その点に配慮しなくてはいけません。
例えば、リノベーションの際にはキッチンの換気扇を排気力の高いものにしたり、リビングの壁を消臭効果が高い素材にするなど、工夫を加えましょう。
そうすることで、においや煙がリビングに染みつくことをある程度押さえることができますよ。
まとめ
カウンターキッチンは、開放的でリビングにいるご家族と交流しやすい反面、キッチンから流れるにおいや煙の染みつき対策が欠かせません。
中古マンションのキッチンをカウンター式へリノベーションする場合は、メリットと注意点の両方を考慮して施工しましょう。
RENOLAZEでは、購入した中古マンションのリノベーションと、既にリノベーション済のマンションの販売の両方を行っています。