リノベーションは、住まいの内装を大きく変えることができるチャンスです。
ですが、壁紙一つをとっても種類が多すぎて、どれを選べば良いのか判らない方も多いでしょう。
内装材は室内の印象を大きく左右するものですから、「やっぱりこれではなかったかも…」と後悔しないように選びたいですね。
今回は、リノベーションにおける内装材の選び方についてご紹介します。
リノベーション前に知っておきたい内装材のこと
皆さんは「内装材」という言葉を聞いて、どの部分の材料を思い浮かべるでしょうか。
内装材は、床・壁・天井といった面積の大きな箇所から、窓枠やドアの枠・巾木(はばき)・廻り縁(まわりぶち)といった面積が小さな箇所に使われる材料のことをさします。
※巾木…壁と床の境目に取り付ける細長い板のこと。
※廻り縁…天井と壁の境目に取り付ける素材のこと。
こうして挙げると、内装材は室内の至るところに使用されていることが判るでしょう。
特に、天井や床との間に取り付ける巾木や廻り縁は、普段あまり気にされない箇所ですが、知っておくとリノベーションの時に役立ちますよ。
リノベーションの内装材はどうやって選ぶ?
続いては、リノベーションをする時の内装材の選び方です。
過去にいくつかの記事でもご紹介したように、一口に内装材といっても、その種類は様々です。
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中古マンションの床リノベーションで無垢材を使うならここに注意!
内装材は、単純に部屋の印象を変えるだけでなく、選んだ素材によって効果も変わります。
例えば、漆喰を使ったリノベーションなら、調湿・遮音・耐火性などの効果が生まれます。
無垢材を使ったリノベーションなら、部屋の中に自然のぬくもりを生み出してくれますよ。
また、ペットを飼っている場合は、ペットの足腰に負担がかからず傷つきにくい種類の素材や、消臭効果のある素材を選ぶと良いでしょう。
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どんな暮らしを実現したいのか、今の住まいで抱えている不満点を解消できる材料はどれなのかなど、じっくり検討して選びましょう。
リノベーションの内装材選びで注意したいこと
様々な種類から選ぶのが楽しい内装材ですが、選ぶ時にはシックハウス症候群のことも考えなくてはいけません。
住まい造りの材料には、加工の都合上、化学物質が含まれているものもあります。
この化学物質が空気中に放出されると、稀に頭痛やめまい・吐き気など、何かしら不調が出ることがあり、この症状をシックハウス症候群と呼びます。
そのため、材料を選ぶときは化学物質の含有量が小さいものを選ぶことをおすすめします。
また、施工後はしばらく室内の換気時間を長めにして、空気中に飛んでいる化学物質を外へ出すなどのシックハウス対策をしっかり行ってください。
まとめ
内装材は、種類が豊富で使う箇所も多いため、選ぶことが面倒に思うかもしれません。
しかし、これも理想の住まい造りに欠かせない大切な工程ですので、今回ご紹介したことを踏まえて、納得のいく材料を選びましょう。
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