マンションで生活を送る場合、住人同士のコミュニケーションは一戸建ての近所付き合いと比べ、希薄になる事が多いでしょう。
しかし、実際には一戸建てより距離的にも近い場所に住人同士が暮らしている事もあり、コミュニケーションをとりやすい一方、トラブルとなる事も多いです。
人付き合いは住人同士の信頼関係を築く上で大切ですし、これから自分が安心して暮らしを送る上でもプラスとなる事は多いです。
今回は、マンション暮らしの人付き合いの注意点や必要性について解説いたします。
マンション暮らしで人付き合い 必要性
マンションの住人に限らず、職場や家族、友人において人間関係が希薄となっている昨今。
コミュニティを形成する上で重要な点は、一定のテリトリーを守ることだと言われています。
これはマンションの住人同士においても、同じことが言えるでしょう。
必要以上に距離を縮めると、かえってトラブルとなることも考えられますし、相手もしくは自分のプライベート空間(テリトリー)に土足で踏み込めば、不信感を与えてしまう可能性が高いです。
お互いのテリトリーを認識し合う事で、トラブルを避けると同時に、信頼関係を築くことが出来ると言えます。
適切な距離感を保ったお付き合いは、「同じマンションにどんな人が住んでいるのか分からない」という不安を解消できるメリットがあります。
視点を変えれば、コミュニケーションを一切取らない場合、隣人に不信感を与える可能性がある事も考えられますので、注意が必要です。
マンション暮らしの注意点 管理会社任せにしない
一方、マンションの管理においては、防災や防犯に備えて理事会の主体性が求められています。
コミュニティを形成する事は大切ですが、理事会の機能性を重視するのであれば、仲の良い団体だけでなく、役員経験者を増やすことが重要になります。
例えば、建物の老朽化対策などに取り組む場合は、管理会社任せにしないことが大切です。
住人一人一人が自分の事だと考えてマンションの管理の取り組み、理事会に参加する事で、理事会が戦略的な意志を持つことができ、理事会の機能性が向上します。
より多くの人の意見を反映するためには、理事会が管理会社の提案をそのまま受け入れるのではなく、理事会が主体となって管理組合に要望する事が大切です。
そのためには、普段から、人付き合いをしてコミュニティを築き、積極的に管理に取り込むことをオススメします。
一見、些細に感じる人付き合いですが、災害時など大きな問題に直面した場合には、コミュニティを形成している事で役立つことは多いでしょう。
まとめ
マンション暮らしの人付きにおける注意点、必要性などを解説しました。
マンションの管理は、管理会社任せにしないで積極的に取り組むなど注意点がありますのでぜひお確かめください。
中古マンションは既にコミュニティが形成されていることが多いため、今後中古マンションを購入予定の方はぜひ参考にしてみてください。
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