暖房やヒーターを使用した際、室内に発生する結露。
暖かい部屋でのんびり過ごしたいところですが、カビやダニが発生する原因となる結露は、やはり気になってしまいますよね。
そんな結露を防止するには、空気を入れ替えることが最も効果的です。
室内に新鮮な空気を取り入れることで、より居心地の良い室内環境が手に入るでしょう。
今回は、結露を防ぐ方法をご紹介します。
寒い冬の結露を防ぐ方法 換気のメリット
最近では、冬の寒さ対策として、住まいの高断熱性・高気密性が向上しました。
気密性などを高めることで冷暖房の効率が上がり、電気代や石油代の節約にもつながるなど、メリットは大きいです。
一方で、住まいの効率性を上げる為に建築部材の工業化も進み、シックハウスの原因となる化学物質を含む素材が多く使われるようになったが故の問題も起きるようになりました。
フローリングやベニヤ板などに使用される建築部材から化学物質が排出され、健康に害する恐れがあることから、換気が重要視されるようになりました。
自然に空気の入れ替えが困難になった気密性の高い住宅では、人為的に空気を外に出すことで、結露を減らし、ダニやカビの発生を防ぐことができます。
給気と排気が住まいの基本となりますので、ぜひ考えてみて下さい。
寒い冬の結露を防ぐ方法 換気方法
排気や給気を行う方法としましては、自然換気の他に第一種、第二種、第三種の4種類の機械換気があります。
ドアや窓を開け、室内外の温度差や気圧を利用する自然換気は、寒い日や雨の日などは空気の入れ替えが出来ません。
そこで、給気・排気ともに機械を用いて行うことで、効率的に室内の空気を入れ替え、結露を防ぐことができるのです。
寒い冬の結露を防ぐ方法 様々な対策
結露やカビの発生を予防する方法としましては、「家の中の風通しを良くする」ことが大切です。
新鮮な空気を取り入れるために常に換気扇を回したり、クローゼットや押入れなどの扉を開けて、空気が隅々までいきわたる工夫を心がけることで、室内環境の改善に繋がりますね。
気温差が大きくなるこの季節に重要となる空気の入れ替えについて、ぜひ工夫や対策を凝らしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
結露を防ぐ方法を紹介しました。
より居心地の良い住まい環境にするためには、排気や給気などの工夫を考えることが大切ですね。
また、新鮮な空気を取り入れることを普段から心掛けることで、シックハウスなどの予防など、メリットとなる事は多いです。
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