今あるものを作り変えて、より自分好みのものを形にする。
DIYが流行している最近は、小さいものから大きなものまで自分で作って楽しむ方が増えてきました。
そしてその影響はマイホーム選びにも表れており、あえて中古マンションを購入してリノベーションし、思い描いていた空間を生み出したいという方も増えています。
そんな方々がリノベーション目的で中古マンションを選ぶなら、どんな点に気を付けたら良いのでしょうか。
リノベーション向き中古マンションの選び方① 建物の構造の確認
リノベーション向き中古マンションを選ぶ最初のポイントは、建物の構造の確認です。
とは言っても、鉄筋コンクリート造なのか鉄骨鉄筋コンクリート造なのかということではなく、『壁式構造』か『ラーメン構造』かがカギとなります。
壁式構造は、床と壁で建物全体を支える構造で、ラーメン構造は梁と柱で建物を支えます。
例えば、間取り変更のリノベーションをご希望の場合、壁式構造だと建物を支える強度が弱くなってしまうため、壁を取り払って間取りを変更することができません。
一方、ラーメン構造は梁と柱を取り除くことはできませんが、壁を取り払うことはできるため、間取り変更が可能となります。
ちなみに、ラーメン構造の『ラーメン』は、ドイツ語で『枠』や『骨組み』という意味で、決して食べるラーメンが由来ではありません。
リノベーション向き中古マンションの選び方② 管理状態の確認
リノベーション向き中古マンションを選ぶ2つ目のポイントは、管理状態の確認です。
これは、中古マンション全体の共用部分や共用設備がどれだけ適切に管理されているかという点に加えて、専有部分の管理状態も確認しなくてはなりません。
例えば、購入後にリノベーションをしようと計画を立てていたら、思わぬ箇所で傷みや不具合が見つかって、その修繕も必要になり予想外の出費となった…という可能性もあるでしょう。
購入後すぐに修繕が必要になるとしても、それを把握していれば予想外の出費に慌てることもないですし、それも踏まえたうえでリノベーション計画を再検討することもできます。
そのため、中古マンションの購入前には、売主様にこれまでの修繕履歴や管理状態をしっかり確認しましょう。
また、共用部分の管理状態は、マンションの管理組合や管理会社へ問い合わせると判ります。
まとめ
中古マンションのリノベーションはワクワクする反面、建物の構造や管理状態によっては必ずしも理想の住まいを実現できないこともあります。
せっかく憧れのマイホームを形にするのですから、今回ご紹介した選び方をしっかりチェックして、満足度の高い施工を行いましょう。
リノベーション向き中古マンションをお探しなら、RENOLAZEにお任せください。
RENOLAZEは物件紹介だけでなく、リノベーションの設計や施工も承っておりますので、その点についてもぜひご相談ください。