何かとお金のかかる子育て世代にとって、行政の子育て支援制度や諸手当の有無は重要ですよね。
新宿区は東京の中でも特に都会のイメージが強く、子育てとは無縁の環境に思えるかもしれません。
しかし、2016年に日本経済新聞社と日経DUALが行った調査では、共働き子育てしやすい街の1位に選ばれるなど、実は子育て世代にとってやさしい街なのです。
マンション購入を控え夫婦共働きの家庭にとっても、働きながら子育てしやすい街は注目のポイントです。
新宿区の助成制度は?
新宿区は子どもの医療費助成が充実しています。
中学3年生までの子どもの医療費は、窓口での自己負担分が助成されます。
都内のおよそ半数の自治体では、未就学児までが助成対象となっていますので、中学生まで対象に含まれるのは嬉しいポイントです。
また児童手当もあります。
世帯所得や子どもの年齢に応じて、5,000円~15,000円が支給されます。
新宿区の保育園事情は?
新宿区も保育施設激戦区のひとつです。
認可保育園に入れないからといって、保育料が割高な認証保育所や認可外保育園を手軽に選べる家庭ばかりではありません。
しかし新宿区では、そのような保育施設へ通う家庭向けの支援が用意されています。
・新宿区の保育料相場
認可保育園:所得に応じて0円~74,700円
認証保育園:約30,000円~70,000円
認可外保育園:約50,000円~150,000円
以上のように、認可園と比較して認証・認可外ともに割高な保育料となっています。
ですが一定の条件を満たしていれば、最大で月額40,000円の助成があります。
例えば、認可保育園の上限額を超える80,000円を支払ったとしても、そのうち半分が助成されるわけですから、預け先の候補としても現実的な保育料になりますね。
新宿区の子育てイベントは?
新宿区では子ども向けのイベントや子育て相談の制度も各種取り揃えられています。
新宿区が主導している子育てサロンだけでなく、保護者が自主運営している子育てサークルもあり、ママ友・パパ友作りにうってつけです。
また、『ノーバディーズ・パーフェクト』の取り組みも行われています。
このプログラムでは、乳幼児のいる保護者がお互いに子育てに対する不安や興味があることについて語り合い、自分にあった子育て方法を学ぶものです。
実家が遠方にあるなど、身近に子育ての悩みを相談できる相手がいなくても、このような機会があると安心ですね。
まとめ
新宿区では、他にも区内への転居する子育て世帯向けに「転入転居助成」があります。
今すぐにマンション購入は難しいが、まずは賃貸で生活基盤を築きたいと考えている人にオススメの制度です。
これらの手当や支援制度を上手に活用し、新宿区での子育てライフを楽しみたいですね。
子育てしやすい新宿区の中古マンション探しは、RENOLAZEにぜひご相談ください。