リノベーションを検討するときに、収納スペースを増やしたい、押入れをなくして空間を広くしたいけど、最低限の収納スペースは確保したいという方は多いと思います。
そういう時、床下収納の設置は有効な選択肢になりえるでしょう。
ここでは、リノベーションで床下収納を設置するときの注意点や、床下収納のパターンをいくつかご紹介します。
マンションで床下収納のリノベーションはできるの?
床下収納のパターンをご紹介する前に、そもそもマンションでこのリノベーションが可能なのかどうか気になる方も多いでしょう。
結論から言うと、マンションのリノベーションで床下収納を造ることは、条件次第で可能です。
ただし、一戸建てのように大きめのスペースを確保できなかったり、マンションの管理規約によって制限があったりするので、事前に確認しましょう。
床下収納のリノベーションパターン
ここからは、マンションで床下収納のリノベーションができる場合の施工パターンをご紹介します。
・キッチン
床下収納がある定番の場所といえば、やはりキッチンですよね。
フタを取り外しするタイプは荷物の出し入れがしやすいですが、収納スペースを広く取るとフタもその分大きくなります。
扉タイプにすると、多少収納スペースの大きさに関わらず荷物の出し入れがしやすくなりますよ。
ただし、収納する物によっては出し入れする際に扉が邪魔になることがあるので、何を入れるかしっかり検討しましょう。
・和室
和室の畳1枚分のスペースに床下収納を設置するのも人気です。
畳全体がフタになるので、床に継ぎ目がなく目立たないのがポイントです。
壁スイッチで開閉できるフタと収納スペースを設置することで、力の無い高齢者や女性でも簡単に利用できますよ。
床下収納の施工費用は、通常10万円程度見積もる必要がありますが、電動タイプの場合の費用は約20万円が相場です。
そしてマンションの場合、既存の床に収納スペースを造るのではなく、床自体の高さをあげることで、本来の床と新しくできた床との間に収納場所を造る手法もありますよ。
既存の床の上に造られた床は「小上がり床」というもので、床の変更が認められないタイプのマンションでも簡単に床下収納をリノベーションで造ることができておすすめです。
まとめ
リノベーションによって収納スペースを賢く確保する方法を知っていると、立地はいいけど古い、狭い中古住宅を購入する際に迷いや妥協を減らして選択肢を増やすことができるでしょう。
中古マンションで床下収納のリノベーションをご希望の方は、RENOLAZEまでぜひご相談ください。
費用も含めて、理想のリノベーションができるようにお手伝いいたします。