中古物件を購入して部屋をリノベーションするとき、床の色味や素材ひとつで部屋全体の雰囲気がガラッと変わるため、大事なポイントとなります。
家族のライフスタイルに末永く関わってくる住まいのリノベーションは、人生の中でも大きなイベントとも言えるでしょう。
中古物件のリノベーションは、自分好みに部屋をアレンジできることが醍醐味でもあり、後悔はしたくないものです。
床をリノベーションする際に大切なことは、部屋のデザインイメージだけでなく、防音、防水などの機能性もチェックすることです。
さらに、実際に工事に取りかかる手間や費用も計算しなければなりません。
リビング・キッチン・寝室・子供部屋など、施工箇所によって使われる素材もさまざまですが、どのような素材が人気なのでしょうか。
床のリノベーションに人気の素材① モルタル床
モルタルはセメント・砂・水を練り合わせて作る材料で、コンクリートとは違い砂利をまぜないため、工事がしやすい特徴があります。
シンプルかつ洗練された雰囲気をつくりだし、部屋全体がモダンな空間に仕上がります。
素材が硬いため、とくに玄関や土間の床に適しているでしょう。
和風、洋風どちらのインテリアデザインにも合わせられる点も人気の理由の一つです。
ただし、モルタル床はひび割れを起こしやすいこと、冬は床が冷たくなるため、使用する場所での断熱対策が必要なのかも考えてみてください。
工事にかかる費用の相場は、だいたい1㎡1,500円〜4,000円となっています。
床のリノベーションに人気の素材② 畳
畳は自然素材の良さが引き出され、純和風や和モダンな部屋をつくりあげることができます。
和室の数はフローリングを基本とする洋風的な住まいの増加により少なくなってきていますが、やはり日本人にとっては落ち着く空間です。
そして、
実は機能性にも優れていて、温度や湿度を調整する役割をもっています。
他にも、防音や空気清浄の効果が期待できますよ。
クッション性が高くやわらかい素材のため、赤ちゃんがいる家庭にも向いているといえますね。
畳の色のイメージといえば緑色を想像しますが、最近は黒や白を基調としたデザイン性に高いタイプも増えてきています。
畳へのリフォームを行う場合、もとあるフローリングに重ねて張り替える方法と、フローリングを撤去し畳を新しく設置する方法があります。
重ね張りする方が費用を安く抑えることができ、6畳間でだいたい70,000円から工事が可能です。
畳を新しく張り替えるのであれば、フローリングの撤去費用もかかってくるため130,000円あたりが相場となります。
まとめ
床の素材といえばフローリングやタイル、カーペットが多くありますが、モルタル床や畳はオシャレな部屋を演出できると人気の素材です。
特徴や機能、さらに工事の費用も異なるため、自身の部屋の理想像や予算と照らし合わせて選んでいきましょう。
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