リノベーション済み物件は、通常の中古物件と比べて人気の高いものとなっています。
買い手側から見ると、これらの物件ならば安く、かつ新築と変わらないような状態の家が手に入る、といったメリットがある事が理由とされています。
では、売り手にとって、はどんなメリットが有るのでしょうか?
今回は、リノベーション済み物件の売却価格や価値について紹介していきます。
リノベーション済み物件を売買するメリット
リノベーション済み物件を売る際のメリットとしては、次のような点が挙げられます。
1.第一印象の良さ
一つ目は、買い手側の第一印象が非常に良くなる、という点が挙げられます。
買い手側の本音としては、やはり「出来るだけ安くて良い状態の物件」が欲しいので、新築同様にきれいな家であれば、早期売却への大きな足掛かりとなり得ます。
2.購入後のケアの少なさ
次に、これらの物件は購入してすぐに住める状態である事もポイントとなります。
また、設備や内装が一新されている分、購入者がすぐにリフォームをする必要もないため、その点でもアピールしやすいでしょう。
3.より価値を高めて売却ができる
リフォームは本来、元の状態に戻すことを目的としたもので、リノベーションは元の状態より価値を高めることを目的としたものです。
例えば、古いタイル張りのバスルームを目地のないオシャレな空間へ変更したり、壁付けキッチンを対面式のキッチンに変更したりすることが、元の状態以上に価値が高まった施工例となります。
こうしたリノベーションは費用がかかるものの、価値を高めた分売却価格に上乗せして販売することができるメリットがありますよ。
リノベーション済み物件を売却する際のデメリット
リノベーションは、施工主の好みが反映されやすいものです。
そのため、場合によっては下記のようなデメリットが生ずることもあります。
1.費用が回収しづらい
リノベーション済み物件は、先に述べたように売却価格にその費用をプラスして売る必要があります。
しかし、その価格があまりに高くなり過ぎると、物件がいつまでも売れずに値引きせざるを得ない場合もある点に注意しましょう。
2.売れ残る可能性がある
先ほども述べたように、リノベーションは施工主の趣味や価値観、好みが現れやすいため、購入希望者と好みが一致しないと、ずっと売れ残る可能性も否めません。
3.工事期間中の売却は不可能
大規模なリノベーションは工期が長くなるため、早期売却を望む場合、予定していた時期までに施工が完了しないとその後の計画がどんどん後ろ倒しになってしまいます。
まとめ
リノベーション済み物件は、購入者の印象を良くし、有利な査定での取引が望めます。
しかし、状況によってはかえって売却に不利となる事もあるため、タイミングやリノベーション方法には十分注意して下さい。
リノベーション済み物件の売却を検討中の方は、RENOLAZEまでぜひお問い合わせください。