最近は中古マンションでも、バスルームに浴室乾燥機が付いた物件も増えてきました。
ただ、中には乾燥機ではなく換気扇が付いている場合や、浴室乾燥機が付いていても古いタイプという場合もあります。
それならいっそ、リノベーションで新しい浴室乾燥機を取り付けてみてはいかがでしょうか。
今回は、浴室乾燥機のリノベーションについてご紹介します。
リノベーションを検討するなら知っておきたい浴室乾燥機の種類
浴室乾燥機は大きく分けて、電気式とガス式があります。
ここで気になるポイントが、ランニングコストですね。
おおよその目安として、電気式は1時間使用すると約35円、ガス式は1時間使用すると約40円程度かかります。
少しだけガス式の方が高いですが、その分早く乾燥しますので、時間の短縮にはつながります。
リノベーションで浴室乾燥機を導入するメリット
・浴室のカビを防止することができる
浴室は湿気や水気が多い分カビが発生しやすく、一度発生すると掃除するのも一苦労です。
また、カビが体内に侵入すると病気の原因にもなりかねません。
そうしたデメリットを防ぐため、入浴後の水気や湿気を乾燥させることで、カビの発生を抑制できますよ。
・雨の日にも洗濯物が乾かせる
梅雨時期は外で干せない日が続きますが、部屋干しでは生乾きのイヤな匂いが気になりますよね。
その点、浴室乾燥機があれば生乾きの心配がありません。
また、雨の日だけでなく、花粉シーズンや黄砂、PM2.5が飛散している日など、外干ししたくない日にも役立ちます。
・寒い冬に浴室内を暖められる
寒い日に気を付けたいのは、リビングと脱衣室、浴室の温度差によるヒートショックです。
暖房機能がついた浴室乾燥機を使うと、リビングとの温度差が小さくなり、ヒートショック予防になりますよ。
中古マンションに浴室乾燥機を取り付ける時の注意点
あると便利な浴室乾燥機ですが、中古マンションにリノベーションで取り付ける場合は、事前に利用規約を確認しましょう。
特に電気式の場合は、1戸あたりの電気使用量が制限されている場合もありますので、そうなると取り付けるには電力量が不足するかもしれません。
またもう一つの注意点としては、浴室のタイプがそもそもリノベーションに向いていないことがある点です。
せっかく希望の商品が見つかったのに、相談したら施工不可の浴室タイプだった…とショックを受けないように、利用規約と併せて確認しましょう。
まとめ
様々なシーンで活用でき、各メーカーからも高性能商品が続々発売されている浴室乾燥機。
心地良いバスタイムを過ごせるように、注意点を踏まえたうえでぜひリノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。