マンションを売却する時は、様々な書類を準備しなければなりません。
ストレスなくマンション売却の手続きへ移行するためには、売主様自身も事前に必要書類を知っておく必要があります。
そこで今回は、マンション売却に必要な書類についてまとめました。
不動産会社にマンション売却を頼む時に必要な書類
まず売主様は不動産会社にマンション売却を依頼する時に、査定や広告資料を作成するため8つの書類を準備する必要があります。
1. 登記簿謄本
不動産の登記簿謄本とは、売主様が所有しているマンションの権利や面積が記載された書類を指しており、登記事項証明書とも呼ばれています。
法務局で取得できる重要書類であり、査定の際に必要となります。
2.
売買契約書
売買契約書とは、売主様がマンション購入時に交わした契約書を指しています。
この書類によってマンション購入時の物件状況を把握することができます。
3.
重要事項説明書
重要事項説明書とは、マンション購入時に不動産会社から交付される書類で、物件内容、取引条件、告知事項などが記載されています。
4. 登記済権利証または登記識別情報
登記済権利証とは、売却予定のマンションが売主様のものであることを示す書類を指していて、マンション購入時に渡されている重要書類です。
2005年以前に購入したマンションの場合は登記済権利書、2005年以降に購入したマンションの場合は登記識別情報という名称です。
5.
固定資産税納付通知書
固定資産税納付通知書は、毎年6月頃にマンション所在地を管轄する市区町村や都道府県の税務署から売主様宛に郵送される書類です。
固定資産税の確認や登録免許税の算出に必要です。
6.
マンション設備仕様が記載された書類、もしくはパンフレットの見取り図
マンションに関する図面を用いて査定を行うので、こうした書類が必要です。
7. 物件状況確認書
物件状況確認書とは、アスベスト使用の有無、増改築の有無、耐震診断書などマンションの不具合についてまとめた書類を指しています。
マンションを売却する前に、売主様はこれらの書類を購入検討者に提示する必要があります。
8.
管理規約、議事録及び長期修繕計画書
マンションを売却する際に、これら8つの書類が必要です。
いずれも手元にない場合、管理会社に連絡すれば発行してもらえますが有料となる場合があるので注意しましょう。
マンションの売買契約時に必要な書類
マンションの買主様が見つかった後、売主様は売買契約を行うために4つの書類を準備する必要があります。
1.
本人確認書類
まずは本人確認のために必要な身分証明書です。
運転免許証などを用意しましょう。
2. 実印及び印鑑証明書
売買契約書、登記申請書類の全てに実印で押印が必要であり、印鑑証明書の添付も必要です。
3. 住民票または戸籍の附票
売主様の現住所と不動産登記されている住所が異なる場合、所有権移転登記の前に住所変更登記が必要となるので、住民票または戸籍の附票の準備が必要です。
4. 通帳
売却金額を振り込むために口座が必要です。
マンション売却時には固定資産税を精算する必要があるので確認しておきましょう。
まとめ
適切な価格設定と効果的な広告資料を作成して購入検討者を見つけるためには、物件情報を正確に把握する必要があります。
スムーズに気持ちよくマンションの売買契約を締結できるように、書類の準備は早めに行いましょう。
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