中古マンションの売却を検討している方へ、なかなか買い手が見つからなくて困っているなら「オープンルーム」というスタイルがあります。
オープンルームとは、マンションを開放し誰でも予約なしで自由に見学ができる内覧方法です。
では、メリット・デメリットは何か見てみましょう。
マンション売却でオープンルームを行うメリット
1.予約なしで参加できるためたくさんの見学者を集めやすい
通常の見学であれば、不動産会社を訪れ調整などが必要ですが、オープンルームは予約なしで直接現地に行き内見できる気軽さが、最大のメリットです。
オープンルームの折り込みチラシや看板を見て、気軽に見学に来る方もいます。
2.購入申込をいただきやすい
通常の内見は、購入検討者がしっかり見られるように、予約制で一組ずつ行われます。
一方で、オープンルームは予約なしで好きな時間に見学できるため、複数の内見客が同じ時間帯にいることがあります。
オープンルームに行き「このマンションいいな」と思っているところに、別の内見客が来た場合、「ほかの人に買われてしまうかも…」という不安がよぎることがあります。
このように、オープンルームでは内見客の様子がお互い見え、購入申込をいただきやすくなります。
3.希望どおりの金額や早期売却がしやすい
中古マンションの売買で、購入希望者が値下げを交渉することは少なくありません。
通常の売却では1組の購入希望者とのやり取りになり、次にいつ申し込みがあるかわからない状況なので、多くの売主は価格交渉を受け入れてしまいます。
しかし、オープンルームでは集客力が高いため、複数の申し込みが入るケースがあります。
購入希望者が複数いることで、交渉できる機会が増え、買い手に対して希望条件を伝えやすい状況になります。
オープンルームで複数の申し込みがあれば、売主が主導権を握ることで有利に価格交渉ができ、早期売却につながります。
マンション売却でオープンルームを行うデメリット
1.見学者のなかには興味本位で来る方もいる
自由に誰でも内見ができる状況は、興味本位で来る方もいます。
興味本位の方に購入意欲はありません。
例えば、ご近所の方など買う気のない方が集まる…なんてことが考えられます。
2.全ての不動産会社がオープンルームを行うわけではない
オープンルームを行うには広告宣伝費や当日の人件費がかかるため、コストが見合わないと開催できないこともあります。
まとめ
中古マンションの売却は長期化になりやすいです。
オープンルームのメリットとデメリットを参考にしていただき、納得がいく売却活動へつなげてください。
中古マンションの売却をご検討の際は、RENOLAZEへお任せください。