マンションを売却する際、これまで支払ってきた管理費や修繕積立金はどうなるのでしょう。
管理費と修繕積立金は戻ってくるのか、引き渡し時までにかかる管理費と修繕積立金の計算などについてご紹介します。
マンション売却 管理費と修繕積立金は戻ってくるの?
マンションを売却する際、管理費と修繕積立金は戻ってきません。
理由その1
管理費とは、マンションの共有部分の電気代、清掃や植栽の手入れ、エレベーターなどの設備点検に使われています。
住民から集まった管理費は、維持管理のために使われているためマンションを売却しても返金はありません。
理由その2
修繕積立金は、住民全員でマンションに修繕が必要になったときのために積み立てており、区分所有者全員の財産にあたります。
一般的に、口座名義は管理組合か理事長のものになっており、マンションの売却を理由に返金を求めることは極めて難しいです。
修繕積立金をしていたからこそマンションの質が保たれ、売却価格に良い影響があったと考えましょう。
マンション売却 管理費と修繕積立金の計算方法
マンションを売却する際、管理費と修繕積立金は買主様と日割り計算します。
一般的に、マンションの引き渡し日を基準とし、引き渡しの前日までを売主様、引き渡し日以降を買主様が負担します。
たとえば、管理費と修繕積立金が20,000円、マンションの引き渡しを11月7日におこなう場合、売主様が11月1日~6日までの4,000円、買主様が11月7日~30日までの16,000円を負担します。
マンション売却 売主様と買主様のどちらが支払うの?
マンションを買主様に引き渡す日までは、管理費と修繕積立金は売主様負担になります。
買主様との間で清算する前に、いつまで売主様の口座から引かれるのか管理組合に確認してください。
所有者が買主様に変わっていた場合でも、口座の変更手続きが間に合ってない場合、次月分まで売主様の口座から引き落とされている可能性があるためです。
マンションの売却が決まったら、管理費と修繕積立金の口座変更手続きは忘れずに行いましょう。
しかし、買主様に引き渡しをするまでは、売主様に支払う義務がありますので、もったいないと感じられる場合は早期売却をおすすめします。
まとめ
マンションを売却する際は、管理費と修繕積立金の支払い金額を確認しましょう。
中古マンションの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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