現在、親がマンションに住んでいる場合は、将来そのマンションを相続する可能性があります。
しかしマンションは、相続する不動産の中でも一番お金がかかるものです。
今回はマンションを相続する時に備えて、知っておきたい知識をまとめました。
相続人が複数いるとトラブルになりやすい
マンションを相続することになっても、すでに持ち家があったり、遠方に住んでいる場合は、自分は住まないことになります。
そうなると、ただ所有しているだけでも管理に手間やお金がかかってしまうため、売却を考えるケースも多いでしょう。
こうした場合に、相続人が自分一人であれば特に問題ないのですが、複数人の場合は、都度話し合って決めることが必要になります。
二人程度ならまだ話もスムーズにいくことが多いですが、三人以上となるとそれぞれの意思や事情も異なるため、トラブルになることが少なくありません。
全員が納得できる結論が出るとよいのですが、売却する場合は早く手続きしてしまったほうが税金も安く済むため、話し合いに時間がかかるのはデメリットが多いと言えます。
年数が経つと、マンションはどんどん売れにくくなっていく
売却を視野に入れている場合、マンションの価値が年数とともにどんどん下がっていくことも頭に入れておかなくてはなりません。
一般的に築年数が古くなるほど売れにくくなり、売却価格も低くなります。
さらに、マンションを所有している間は固定資産税や維持管理費などの支払いも発生し続けます。
売却するか所有し続けるか、悩んでいる場合は専門家に相談するなどして、早めに方向性を決めるほうがよいでしょう。
相続が決定したら、なるべく早く動くのがカギ
いずれにしても、早く動いたほうが税金や月々に発生する支払いは少なくなります。
相続時の税金だけでなく、見込まれる収入や支払いなどについても考えたうえで、どのようにするかをしっかり話し合っておくのがベストでしょう。
特にここ数年でマンションの数は急激に増えており、売りたくても売れない状況という方も少なくありません。
残された財産を有効に活用できるよう、様々な視点から考えてみてください。
まとめ
思い入れのある家だったり、相続人が複数人いる場合などは、意思決定に時間がかかってしまうのも仕方ないと思います。
ですが、悩んで動けずにいる間も支払いが発生し続けるのはもったいないので、早めに専門家に相談するなど、第三者の力を借りることも考えてみてくださいね。
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