物やサービスを購入する時、いくつかの業者から見積りを取って比較検討することを相見積もりといいます。
不動産の売却の際にも多くの方がいくつかの不動産会社に売却の査定をさせて、価格決定の際の参考にすると思います。
ですがそれぞれの売却査定価格に乖離が合った場合どのように判断したら良いでしょうか。
不動産会社の売却査定 こういう場合は要注意!
通常の相見積もりの場合は金額が一番良いところに任せればいいですが、不動産の売却査定価格に極端な乖離が合った場合は注意して下さい。
具体的にはいくつかの不動産会社が出してきた平均値から10%以上の乖離がある場合です。
通常、いくつかの不動産会社に売却査定を依頼すると多少の価格のバラつきがあるのは仕方ないことです。
しかし10%以上の価格の乖離がある売却査定価格を出した会社に対しては、価格の妥当性を確認する必要があるでしょう。
売主の少しでも高く売却したいという思いを利用して作為的に高い査定を出すことで、売却の依頼を取得しようとする業者もいます。
不動産会社の売却査定 妥当性を自分でも調べてみよう
物件の売却査定をした時に、何を基準に査定価格の妥当性を調べるのでしょうか。
まず、何よりその不動産会社に金額の根拠を聞いてみることです。
近くに成約事例があるのか、その価格で具体的に探しているお客さんがいるのかなど、それが信頼に足る査定内容でしたら依頼しても良いのかもしれません。
しかし、やっぱり自分で売却査定価格の妥当性を判断して頂くことをおすすめします。
調べ方として、まずは近隣物件やマンションならば同一物件の販売状況などを確認することです。
今ではインターネットの不動産ポータルサイトなどに多くの情報が掲載されています。
もし同一物件が売りに出ていた場合、マンションであれば階数や面積などの条件を照らし合わせ、どれくらいの期間売りに出ているか確認しましょう。
売却期間が長い場合はその価格に妥当性がないことがあるので、相場から乖離している可能性があります。
近隣物件と比較する場合も同様で築年数や駅からの距離なども踏まえて考えるようにしましょう。
まとめ
不動産会社はプロだから言っていることは信頼できる、大丈夫!と信じることも良いですが、鵜呑みにしないで自分で調べることも重要です。
高い売却査定をされたからと言ってその業者に依頼をし、蓋を開けてみたら買い手がつかなくて大幅値引き、なんてことが無いようにしたいですね。
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