いざマンションを売却しよう、と思った時、同じマンション内で競合物件が出るということは集合住宅のマンションならではの現象です。
仮に自宅ともう一つの部屋2つのみ売りに出されていて、価格差は無いのに、向こうの部屋ほうが上層階だったり、床面積が広かったりしたら?
そういった時にどうしたらよいのか、考えていきましょう。
マンションは売却しやすい?
マンションは、土地や戸建てに比べて売りやすいものだと言われています。
その部屋を気に入るか気に入らないかで、買い手にとって決断を下す判断材料が限られているためです。
また、過去に同じマンションの部屋が売りに出されて成約している場合、事例として価格相場などがつかみやすいのも挙げられます。
それは売り手にとっても同様で、現在価格が戸建てに比べて分かりやすいといったメリットがあります。
マンションの売却ポイント① 競合物件に要注意!
自宅のマンションを売りに出そうとした場合、気をつけなくてはならないのは同時期に販売されている競合物件の存在です。
仮に同じ間取り、同じ広さで自宅より上層階の物件が売りに出されていた場合、その販売価格を参考にしなくてはなりません。
そしてその物件の販売期間にも注目する必要があります。
その物件が売りに出ている期間が長い場合、その価格設定だと高すぎる可能性があり、それを上回る価格設定では売却は厳しくなってしまいます。
また、自宅を売りに出したのは良いが競合物件が値下げを行い、自宅と同じ価格になってしまった場合も金額を調整しなくてはなりません。
結局、競合物件が売れるまでは、自宅のマンションはいつまで経っても売れなくなってしまう可能性が出てきます。
マンションの売却ポイント② 売却時期をずらす
マンションの規模が大きければ大きいほど競合物件が出てくる可能性は高まり、
複数の売り物がすでに出ているときの売却ほど難しいものはありません。
そういった時はいっそのこと売却時期をずらしてしまうことも一つの方法です。
同じマンションで複数の売り物があれば売却価格の予測も立てやすいでしょう。
それを確認し、自分の希望する売却額に至らない、または競合物件が多数あり、その動向に振り回されてしまう懸念がある場合、時期をずらすのも方法です。
まとめ
マンションの売却は戸建てに比べたらやりやすいですが、自宅より条件がいい部屋が売りに出た場合はその限りではありません。
不動産業者は「販売期間をずらしましょう」と提案をしてくることは少ないですが、売主の利益の為にあえてそういう提案をしてくれる業者もいます。
自宅マンションの売却が必要になった場合、まずは相談をしてみましょう。
RENOLAZEは、関東を中心に中古マンションのリフォーム・リノベーションを行っております。
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