今住んでいるマンションを売却することになった場合、そのマンションを買おうとする購入希望者が物件を内見します。
マンションの売却であれば、その内見時の印象が購入希望者の購入意欲を左右することは言うまでもありません。
モデルルームのように派手に飾り立てる必要はありませんが、見学する購入希望者に良い印象を与えられるよう準備する必要があります。
では、購入希望者がマンションを見に来た際に気を付けたい注意点とは、どのようなものがあるのでしょうか。
マンション売却で購入希望者に良い印象を与えるためには清潔感が大事
購入希望者に良い印象を与えるためには、なんといっても整理整頓されていて清潔感があることが大事です。
不要なゴミなどは捨て、部屋の隅などにあるホコリは取り除いておくことがベストです。
また、住んでいる人はあまり気にならないものですが、家の中には色々な臭いがしみついています。
そのため、無臭の消臭剤などを使って臭いを消しておきましょう。
いくらマンションの図面や立地が良くても、室内が乱雑で片付いておらず生活感丸出しの状況だと、購入希望者の購買意欲が一気に下がってしまいます。
室内がどのくらい整理整頓されているかによって、売主が家を丁寧に扱っているかどうか判断されるのです。
そして家の中だけでなく、ベランダなどの汚れも多少は気にしたいものです。
「どうせ売却するから」と乱雑な扱いをすることは、物件の価値を下げることにもなりかねません。
室内と比べて毎日のように掃除することがないベランダですが、内見の時だけでも普段より丁寧な清掃などを心がけておくと良いでしょう。
マンション売却では購入希望者から質問があれば正直に答える
内見の時に、購入希望者から出た質問には誠実に回答することを心がけましょう。
答えによっては「こんなことを言ったら買う気が失せるかも」と心配されるかもしれせんが、むしろマイナス要因を正直に伝えることはとても大切なことです。
売主と買主のお互いが気持ちよく取引するには、マイナス要因とされることでも納得の上で購入しているかどうかは大きな問題になります。
早く売却したいという意識のあまり、良いことばかりを並べたり、繕ったような嘘を述べるのはかえって良くありません。
売主にはデメリットと思われることでも、買主が納得されるのであれば、良い取引となるでしょう。
まとめ
マンションの売却では、売主が住んだまま内見するケースも珍しくありません。
その時に大切なことは、過剰な接待で良いところだけをアピールするのではなく、清潔感と誠実さを意識して購入希望者に配慮することです。
ほんの少しの気遣いが購入希望者に良い印象を与え、相手の購買意欲を上げることにもつながります。
RENOLAZEでは、東京都内を中心とした中古マンションの売却をお手伝いしております。