マイホーム購入に伴って引越しをする場合、住所が変わることで気になるポイントの一つが、お子さんの学区変更ではないでしょうか。
親御さんが転校させたくないという気持ちがあることや、あるいはお子さん自身が転校することを嫌がることも少なくありません。
特に通学に問題ない距離での引越しであれば、今までと同じ学校に通えた方が、お子さんに負担がかからない可能性は大いにあるでしょう。
今回は新宿区を例に、同じ区内での引っ越しに伴う学区変更の手続きについてご紹介します。
新宿区での指定学区の変更 指定学区以外の学校に通学は希望できるの?
子どもの通う学校は、住民基本台帳の住所によって教育委員会から指定されています。
よって、引越し先が今まで通っていた学校の指定学区外であれば、通常は転校する必要があります。
しかし、指定された学校以外に変更せざるを得ない特別な事情がある場合は、保護者が「指定校変更の申立」を行うことができます。
ただし申立には審査があり、理由や学校の状況、通学距離などによっては変更の許可が下りない可能性もあります。
新宿区で、指定学区以外の学校に変更が認められるケースは?
新宿区では、指定校の変更について許可基準となる理由が定められています。
区分は9つありますが、今回は特に気を付けたほうが良い区分をピックアップしました。
<2>兄弟姉妹が指定校以外の同一の小学校または中学校へ既に就学している
<3>指定校以外の小・中学校の通学区域に住居を建築中で、建築完成または入居予定が間近(概ね半年以内)
<9>学年途中で転居したが、継続して通学することが教育上適当で、通学の安全性も保つことが出来る場合
実際に申請を行う場合は、新宿区の公式HPをご確認下さい。
新宿区で、指定学区の変更に必要となる書類
指定校変更の際には、該当する区分によって必要な書類が異なります。
上記3つのケースの場合、<3>指定校以外の小・中学校の通学区域に住居を建築中で、建築完成または入居予定が間近(概ね半年以内)については、転居先住所の記載された売買契約書、賃貸借契約書等の写しが必要となります。
スムーズな申請を行うためにも留意事項や必要書類などは前もって確認・準備をしておいてくださいね。
まとめ
許可基準となる理由が定められているとはいえ、指定学区以外の学校へ通学することも、状況によっては可能なようです。
転校すると勉強面や人間関係など、さまざまな環境が変わるため、不安を感じるのも無理はありません。
新宿区内で引越しを予定している場合は今回ご紹介した内容を参考に、家族が少しでも安心して暮らせる環境が整うよう、検討してみてもよいのではないでしょうか。
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