駅から近いマンションは利便性や資産価値が高いというイメージがありますよね。
しかし、だからと言って「いつ売却しても大丈夫!」というわけではないようです。
今回は駅近マンションの売却時に考えておきたいポイントについて、紹介していきます。
駅近マンションの売却① そもそも「駅近」とは?
駅近とは、一般的に最寄駅から徒歩5分以内(徒歩1分=80m)であることが条件であると言われています。
徒歩5~10分以内であれば、「徒歩圏」と称され、駅から離れていくにつれて資産価値は下がって行きます。
とあるデータによると、仮に駅までの距離が6分となっているマンションの価格が5000万とした場合、周囲の価格は以下のようになります。
・徒歩3分以内…5250万(+5%/+250万円)
・徒歩10分以内…4750万(-5%/-250万円)
・徒歩15分以内…4350万(-13%/-650万円)
このように、たった数分歩く距離が増えるだけで数百万近く売値が変動する事を考えると、駅近のマンションがどれだけ市場価値があるかがわかりますね。
駅近マンションの売却② 駅近のメリット
都市圏の場合、日常の移動の足は電車になることが多いです。
通勤・通学の利便性から、自宅から駅までの距離は、マンションを購入する方も賃貸を検討している方にも選ぶ上での重要なポイントになります。
特に、駅に近づけば近づくほど商業施設が集中していることも多く、日常生活の買物等に便利であることも理由になります。
賃貸として他の方に貸しても、安定的に入居が期待できるでしょう。
駅近マンションの売却③ 駅近のデメリット
一見メリットしかないように見える駅近マンション。
しかし、駅に近いからこそ発生するデメリットもあります。
線路に近ければ電車の音、大通りに面していれば自動車の騒音が朝から夜間まで継続的に発生します。
周囲に飲食店が多ければ、深夜まで人の話し声などがうるさく感じられることもあるでしょう。
騒音を懸念し、静かなマンションで暮らしたいという人もいるため、必ずしも駅近マンションはいつでも高値で売れるというわけではありません。
また、駅近という利便性から、再開発により所有マンションのすぐ隣に高層マンションが建設されることもあります。
今は利便性が高くても、将来的に日当たりが悪くなってしまったり、プライバシーがあまりないようなマンションになってしまったりする可能性もゼロではありません。
このように、駅近マンションが高値で売れるか、あるいは将来的にも現在の資産価値を維持できるかは、経済の動向と密接に関わっているため予想がしにくいものです。
いつでも高値で売れると油断せず、売却を決めたら早めに行動に移す、すぐに売らない場合でも賃貸に出すことを考えるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
駅近マンションといえども、今後の資産価値がどう変化するかはわからないため、メリットばかりではありません。
売却や賃貸に出すなどを考え、有効に使いましょう。
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