マンションやマイホームを購入する際、その場所の治安や医療体制なども調べますよね。
特に子育て中のファミリーは、そのエリアがどんな子育て支援を行っているのかも気になるポイントではないでしょうか?
東京都港区は、子育て支援が充実していることで知られています。
最近では不妊治療への助成制度新設などで話題となりましたが、もちろん産後のサポートも都内屈指の手厚さです。
今回は、港区の子育て支援について説明します。
港区の子育て支援 出産費用助成
子どもが生まれたら、加入している健康保険組合から一時金(42万円)が支給されることをご存知の方は多いでしょう。
しかし港区ではそれとは別に、60万円の範囲で助成が受けられます。
<助成額>
支払額60万円以上…助成限度額(60万円)- 出産育児一時金等 = 助成額
支払額60万円未満…支払額 - 出産育児一時金等 = 助成額
自然分娩の場合、医療機関によっても異なりますがおよそ40〜50万円ほどの費用がかかります。
公益社団法人国民健康保険中央会の発表によると、平成28年度・東京都の中央値は58万6千円でした。
健康保険組合からの一時金を差し引いても16万円前後の自己負担が必要なわけですが、港区の費用助成を利用すれば、実質自己負担はゼロになります。
もちろん帝王切開など保険適用による分娩でも、支払額に応じて助成があります。
<対象者>
対象は、以下の要件を満たす人となっています。
・保護者が出産日の前から出産後も港区に住所があり、かつ申請日時点で引き続き1年以上港区に居住していること
・産まれた子どもも出生日から港区に住所があり、保護者と同居している
・保護者が日本の公的な健康保険に加入していること
なお分娩は海外で行なった場合も、現地の総領事館で港区に住民登録すれば支給対象です。
<申請方法>
出産費用助成費支給申請書と必要書類(分娩費用の領収書等)を、各総合支所区民課保健福祉係へ提出します。
詳細は港区の公式HPで確認してみて下さいね。
港区の子育て支援 コミュニティバスが無料!
港区では、妊娠中から子どもが11ヶ月になるまで、区内のコミュニティバス「ちぃばす」が無料で利用できます。
各総合支所区民課保健福祉係にて、母子健康手帳を提示すれば乗車券が発行され、利用する上で所得制限はありません。
全ての車両は低床仕様になっており、妊娠中や赤ちゃんを抱えていても安全に乗り降りできます。
区内のほぼ全域を走っているので、通院や日常の移動に大変便利です。
さらに、3歳未満の乳幼児がいる子育て家庭についても、扶養人数や所得額が基準を満たしていれば同じく無料乗車券が発行されますよ。
まとめ
妊娠出産から子育て期間中は、何かと出費の多い時期です。
港区は子どものいる世帯をサポートしてくれる支援制度が、とても充実しています。
新たに子育てを始めるなら、支援が充実している港区がおすすめですよ。
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