自宅のポストに、「売却物件大募集」や「不動産買取中」といった趣旨のチラシが投函されていたことはありませんか?
分譲マンションや一戸建てに住んでいると、こういった不動産会社からの買取希望チラシは後を絶ちません。
これらは一体どんな目的で配布されているのか、その狙いや実際に売却をしたい時の注意点やポイントを紹介します。
マンションの売却物件募集チラシの目的
不動産会社は常に、自社で取り扱える売却物件を探しています。
その会社を通じて売買契約が成立すれば仲介手数料が手に入りますから、一軒でも多くのマンションと媒介契約を結ぼうと考えているのです。
そこで分譲マンションなどを中心に、募集チラシを配布しています。
こんなマンションの売却物件募集チラシは注意
自宅にチラシが届いた以上は、そのエリアやマンション内に売買需要が見込まれていることは間違いありません。
しかし必ずしもあなたの自宅がそれに該当しているとは限りません。
・具体性に欠ける内容に注意
定期的に似た内容のものが投函されていたり、近隣や同じマンションでも間取り条件が全く異なる部屋に配布されていたりする場合は、媒介契約の締結が主目的である可能性が高いです。
すでに購入希望者がいるように謳っていても、必ずしも自部屋がターゲットであるとは限りません。
これらは探している物件の具体的な条件にあまり触れておらず、幅広い顧客が該当するような記載になっていることが多いので注意してください。
・本当に購入希望者がいるケースもあり
チラシの中には、実際にそのマンションの部屋を買いたいと考えている人がいる場合もあります。
上記のケースとは異なり、間取りや予算等の具体的な条件が提示されていれば、購買意欲の高い買主の存在が期待できます。
またマンション自体が人気の物件であれば、部屋の条件さえ合致すれば売買交渉に進める確率が、通常より高いと考えられます。
自宅がピンポイントで募集条件に該当するかどうかも、購入希望者の有無を見極める判断材料です。
マンションの売却物件募集チラシ マンションを高く売却するには
マンション売却を検討しているタイミングでチラシが投函されると、その不動産会社と媒介契約を結びたくなるかもしれません。
もちろん納得できる査定内容であれば構いませんが、少しでも高く売りたいなら他社と比較検討することをおすすめします。
不動産会社によって、査定額や営業方針は異なります。
したがって複数社を比べた上で、媒介契約を結ぶことがポイントです。
また仲介には一社と媒介契約を結ぶ「専任媒介」と、複数社と結ぶ「一般媒介」があります。
自身のスタイルに合った媒介方法を選ぶのも高く売るコツです。
まとめ
いかがでしたか?
基本的に売却物件募集のチラシは、そのエリア一帯にポスティングされていると考えられます。
ですからいきなり投函元の会社へ連絡するのではなく、他社と比較し中古マンション売買に強い不動産会社を選ぶことがおすすめです。
RENOLAZEでは、関東を中心に中古マンションの売却をお手伝いしております。
中古マンションに関するご相談は、RENOLAZEまでお気軽にお問い合わせください。