売り出し中の中古マンションを買いたいという人が現れたけれど、相手は価格交渉を要求している……。
こういった場合、どうすべきか悩みますよね。
物件がずっと売れなかったのならともかく、売り出してから比較的早い段階だと、「これからもっと高く買ってくれる人が現れるかも」と考えてしまいます。
今回は、中古マンションの売却時に買い手から価格交渉をされた場合についてお話しします。
中古マンションの売却と価格交渉① 価格交渉は拒否もできる
今後売れるという可能性に期待して価格交渉を拒否するのも、もちろん売り手側の自由です。
実際に、立地や条件のよい物件であれば、さらに購入の申し込みが入ってくる可能性は十分にあります。
中古マンションの売却と価格交渉② 価格交渉はつきものと心得る
大切な資産を手放すのだからなるべく高く売りたいという思いは、売り手なら誰もが抱くものです。
しかし、実際は中古マンションの売却に、価格交渉は高い確率でついてきます。
売り出し価格に対して、成約価格は1割以上値引きされていることも珍しくはありません。
初めからある程度の価格交渉は入るものと思っていた方が、落ち着いて冷静に対処することもできます。
家は時間が経てばその分価値も下がっていくため、長く時間をかければその分高く売れるというものではありません。
「価格交渉が入るのは珍しいことではない」と前置きしたうえで、冷静になってどうすべきか考えましょう。
中古マンションの売却と価格交渉③ 方針・基準を明確にしておく
中古マンションに、いつ・いくらで売れれば正解といった答えはありません。
売却のタイミングはどうしても悩むところですので、あらかじめ売り手側の方針を固めておくと、その後の意思決定がしやすくなります。
「◯ヶ月以内に売りたい」「値下げしたとしても、◯万円以上では売りたい」など、自分の中で線引きをしておくことは必要です。
もちろん不動産会社にもその都度相談しながら、冷静になって売却の判断を行いましょう。
まとめ
不動産取引は出会いが大事であり、売り手と買い手、両方のニーズが一致して初めて、物件の売買が成立します。
そのため、条件にこだわりすぎず買い手が現れたタイミングで売却してしまうのも、決して間違っているわけではありません。
一番困るのは物件が売れないことですので、それを念頭に置いたうえでその都度冷静に判断していきましょう。
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