学校教育は、親世代が学生だった頃とはかなり異なるものになってきており、授業にタブレットを使用したり、プログラミングを学んだりする学校も増えてきています。
そんな中、渋谷区ではICT教育を導入するため、タブレット端末の貸与を行っています。
今回は渋谷区のICT教育に関する取り組みをご紹介します。
渋谷区の実施するICT教育について① ICT教育とは
ICTとは、Information and Communication
Technologyの略語です。
ICT教育ではタブレット端末や学習ソフトなどを活用することで、「いつでも」「どこでも」学べる環境を整えるとともに、情報活用能力を身に付けて「知識を使える」人材を育成していきます。
これを渋谷区ICT教育システム「渋谷区モデル」として導入し、平成29年9月から区内の公立小中学校へ通う児童生徒に対し、一人一台のタブレット端末を貸与しています。
渋谷区の実施するICT教育について② 目的・メリット
現代では情報技術が社会に深く浸透しているため、今の子どもたちが大人になる頃には、情報を適切に扱って使いこなすことが必要不可欠です。
2020年度からは学校でも指導内容が改訂され、プログラミング教育や情報機器の活用がさらに推進されていくこととなります。
また、タブレット端末の導入は教員の業務負担軽減にも役立つと考えられており、その分子どもたちに向き合う時間がこれまで以上に確保できると期待されています。
さらに、タブレットの利用で得られたデータを活用・分析することにより、個に応じたきめ細かい指導の充実にも繋げることができるかもしれません。
渋谷区の実施するICT教育について③ ICT教育の内容
タブレットでは、スタディサプリというオンライン教材を使い、ドリルと動画を使って自分のペースで予習・復習をすることができます。
先生からの宿題もタブレットに配信され、問題を解くと自動で宿題が提出されるほか、小・中学校の学習ができるため得意分野は先に進んだり、苦手な科目はさかのぼって学習したりすることも可能です。
丸つけも自動で行われたり、保護者用の画面からは子どもの学習状況が確認できたりと、教員や親にとっても効率的で安心できる内容です。
2016年度に実証実験を行った小・中学校では基礎学力が向上した成果も出ており、渋谷区モデルの効果が期待されます。
まとめ
ICT教育は、学力向上に限らず教員の負担軽減にもなり、幅広い面でメリットが多く、今後が期待されますね。
子どもも楽しんで学習することができ、一石二鳥以上の効果がありそうです。
渋谷区にお住まいの方や引越しを考えている方は、ぜひ検討してみてください。
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